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【長林寺(ちょうりんじ)】福禄寿(大望の神様)- 淡路島七福神巡り -

【長林寺(ちょうりんじ)】福禄寿(大望の神様)- 淡路島七福神巡り -

淡路島七福神巡り【長林寺(福禄寿)】

淡路島七福神巡りの霊場の一つ、長林寺(ちょうりんじ)は、福禄寿(大望の神様)をお祀りしているお寺です。

山号は「平栖山 清浄院 長林寺」。御本尊は大日如来。

天平9年(737年)に行基により創建されました。延喜元年(901年)には菅原道真が参詣したと云われています。

福禄寿(ふくろくじゅ)は、その名前のとおり、福(幸福)、禄(財産)、寿(長寿)の神様です。

境内には淡路島特産のいぶし瓦でできた福禄寿像もあります。

長林寺(福禄寿)のご利益は、子孫繁栄、金運、長寿。

長林寺の本堂~観音堂

長林寺の入口

駐車場からまっすぐ来ると、こちらの入口から長林寺に入ることができます。

長林寺の受付

石の通路を通った先に受付があるので、淡路島七福神めぐりハッピー券で御祈祷をお願いする方はこちらに向かいます。

長林寺では、残念ながら堂内での写真撮影は禁止されています。

観音堂

長林寺は、天平9年(737年)に行基によって創建され、本尊十一面観音菩薩像を安置したのが創まりとされています。

写真は外から見た観音堂です。外からでは分かりにくいですが、かなりの歴史的建造物。創建当時から残り、数度の大きな火災でも焼けずに残ったそうです。

中に入ると分かりますが、本当に年季の入った建物で、壁に出てきたシミが、いろいろなお姿になって表れてきているそうです。そう言われてみると不思議とそう見えてきます。

観音堂の一番奥には、元々の御本尊であった、行基作の十一面観音菩薩像が安置され、間近に見ることができます。

本堂には大日如来が御本尊として祀られていますが、菩薩である観音様が如来(=仏様)の大日如来に御本尊を譲る形になったそうです。

とにかく堂内はすごいです。見どころいっぱい。写真で紹介できないのが残念ですが、是非行って直接見てもらいたいですね。

住職のお話も興味深いものが多いです。情報量が凄いですが、一番印象に残ったエピソードは、ここ「都志」という地名の由来。

菅原道真が長林寺に参拝された際に、「再び都を志す」を願ったことから「都志」と名付けられたそうです。

七福神のご祈願

七福神のご祈願

御祈願は、本堂を通って、一番奥の観音堂で行われます。

長林寺は女性の住職さん(正確には「寺護り」だそうです)で、お寺の歴史や仏様に関してかなり詳しくお話していただけます。

説法は霊場によって異なりますが、作法は基本的にはどこも同じ流れです。

お寺の御本尊は合掌ですが、七福神は神様なので最初と最後に二拍手を打ちます。

二拍手 → 読経 → 御真言(7回) → 二拍手

福禄寿の御真言:おん まかしり そわか

御真言は壁に書かれているので、見ながら住職と一緒に唱えます。

長林寺の境内

長林寺の案内図

境内には案内図があり、こちらが分かりやすいですね。

本堂や観音堂の中には直接入ることはできず、受付を通ってから行くことになります。

堂内に入らない場合は、外から観音堂へ参拝します。

長林寺の正規門

駐車場からだと坂を上がった入口から入ることになりますが、一応こちらが正規門になるようです。山門はありませんが。

正規門からだと、階段に浮かび上がる福禄寿も見ることができます。降りるときに気付かず踏まなかったかな?

いぶし瓦でできた福禄寿

境内には淡路島特産のいぶし瓦でできた福禄寿もいらっしゃいます。

本堂内は撮影禁止ですが、こちらは撮影OK。記念撮影スポットとして人気です。

福禄寿は、その名前のとおり、福(幸福)、禄(財産)、寿(長寿)の神様です。

直球ど真ん中のご利益じゃないですか?ありがたや~です。

弘法大師

境内の真ん中には弘法大師様もいらっしゃいます。

釣鐘堂

こちらは釣鐘堂です。こちらも歴史がありそうです。

稲荷

お稲荷さんのほか、弁天堂、妙見堂、六地蔵なども。

のどかな淡路島の田園風景が眺められます

少し高台にあり、釣鐘堂の裏手からは、のどかな淡路島の田園風景が眺められます。

ミニ明石海峡大橋

ちなみに、すぐ近くの池には、リアルに再現された「ミニ明石海峡大橋」が架かっています。思った以上に精緻に作られていてビックリします。

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淡路島七福神めぐりハッピー券

淡路島七福神めぐりハッピー券

淡路島内の七福神霊場で、淡路島七福神めぐりハッピー券で奉納金を収めると、ご祈願と併せて、お寺ごとに参拝記念品がいただけます。

長林寺の参拝記念品

長林寺の参拝記念品はメモ帳でした。鶴と亀が一緒に描かれたかわいいデザインです。

長林寺の駐車場

長林寺の駐車場

未舗装ですが、参拝者が無料で利用できる広い駐車場が用意されています。

境内にも駐車することができるようです。(入口までの道が狭いので駐車場に停めるのがおすすめです)

ロードバイクの方には本堂前にサイクルラックが用意されています。

長林寺の基本情報・アクセス

基本情報

  • 時間:8:00~17:00(お参りは24時間可能)
  • 定休日:無休
  • 参拝料:祈願料300円(お参りは無料)
  • 御朱印:七福神御朱印、御本尊の御朱印あり
  • 住所:兵庫県洲本市五色町都志万歳975
  • 駐車場:無料

アクセス

車でのアクセス

神戸淡路鳴門自動車道・北淡IC~県道31号(30分)

公共交通機関でのアクセス

バス西浦線「都志」下車、徒歩(5分)

淡路島七福神巡り

【淡路島七福神巡り】ご利益いっぱいの開運旅行に出掛けませんか?おすすめルートも紹介

「淡路島七福神巡り」は、淡路島各地の七福神(大黒天、寿老人、毘沙門天、恵美酒神、布袋尊、福禄寿、弁財天)を祀る寺社を巡拝する総距離約70kmの日帰りコースです。

淡路島を七福神が乗る宝船に見立てて、島内各所にあるお寺を参拝して巡ります。

それぞれ特徴のあるお寺を見学しながらお詣りをするのも楽しく、各寺では御祈願や法話を聞くことができるほか、参拝記念品や吉兆福笹などをいただくことができます。

七福神のご利益にあずかって、福を呼び込む開運旅行に出かけてみませんか。

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