淡路ファームパーク・イングランドの丘
淡路ファームパーク・イングランドの丘は、淡路島(南あわじ市)にある、イギリス湖水地方をテーマにした観光農業公園。
テーマーパーク・遊園地・動物園・植物園などが一緒になったような公園で、「グリーンヒルエリア」と「イングランドエリア」の2つのエリアに分かれた広大な園内には楽しみがいっぱい。
四季折々の花々を観賞したり、かわいいコアラを見たり、動物とふれあったり、野菜を収穫したり、クラフト体験をしたり、乗馬や乗り物、など子供から大人まで1日中楽しめます。
オニオンバーガーや石窯ピザ、生しらす丼、淡路島牛丼、淡路島牛乳ソフト、BBQなどグルメも充実しています。
ファミリーに人気のスポットですが、フォトスポットも多く、カップルや女子旅にもおすすめです。
淡路ファームパークイングランドの丘の見どころや楽しみ方をくわしくご紹介します。
グリーンヒルエリアとイングランドエリア
イングランドの丘のマップ
園内は、「グリーンヒルエリア」と「イングランドエリア」に分かれています。
駐車場や入口があるのが右側の「グリーンヒルエリア」、左側は大きな湖を囲むように丘の「イングランドエリア」が広がります。
グリーンヒルエリア
「グリーンヒルエリア」には、ミニ動物園や植物園、体験教室などがあります。
コアラをはじめ、カピバラ、プレーリードッグ、うさぎなど、かわいい動物に出会えます。
かわいいトラムカーで移動
「グリーンヒルエリア」と「イングランドエリア」は少し離れています。
歩いて移動することもできますが、無料トラムカーに乗るのがおすすめです、かわいいトラムカーが5分~10分間隔で運行しています。
イングランドエリア
「イングランドエリア」は、イギリスの湖水地方をイメージしたような、水辺と森に囲まれたエリアです。
広い牧場で羊たちが草を食べている牧歌的な風景が広がります。羊やロバにエサやり体験もできます。
大花畑では四季折々の花が植えられ、咲き誇る様子を楽しめます。
ほかにも、イングランドエリアでは、乗馬やゴーカート、ボート、遊具、収穫体験なども楽しめます。
かわいいコアラに出会える
グリーンヒルエリアの一番奥にあるコアラ館では、かわいいコアラたちに出会えます。
大型タイプの南方系コアラと、北方系のコアラがいます。南方系コアラを国内で見ることができるのはここだけだそうです。
展示も見やすく、あまり混雑しないので、ゆっくりとコアラを見学できます。
そのほか、プレーリードッグやうさぎ、カピバラ、ワラビー、リスザル、エミュー、カラフルな鳥たちに出会えます。
おすすめは、うさぎのくにのプレーリードッグ。立ち上がったり、土を掘ったり、かわいい姿が間近に見られます。※冬季はお休みです
四季折々の花々
四季に応じて園内に季節の花々が植えられます。
特にイングランドエリアにある大花畑では、一面に広がるお花畑が楽しめます。
見られる花(見頃)
- チューリップ(1~2月)
- ネモフィラ(4~5月)
- ひまわり(7~8月)
- コスモス(10~11月)
遊びの広場(遊園地)
遊びの広場では、ゴーカートや乗馬、ストラックアウト、エアジャンパー、トランポリン、迷路、グランドゴルフ、など、ちょっとした遊園地になっています。
アスレチック広場もあり、小さな子どもさんも遊べます。
湖ではサイクルボートに乗ることもできます。(1艇3人乗り)
体験
収穫体験
野菜畑では、玉ねぎ・夏野菜・さつまいもなど、季節の野菜の収穫体験ができます。
温室では、いちご狩りやトマトなどの収穫体験ができます。
体験教室
体験教室では、パン作りやスイーツ作りなどの食の体験、キャンドル作りやハーバリウム作りなどクラフト体験ができます。
体験内容ごとに開催時間が決まっているので、体験したい教室がある方は、園内を巡る前にスタート時間をチェックしておきましょう。
植物館の爬虫類も見どころ
子どもたちにはあまり人気がありませんが、植物館(大温室)にも見どころがあります。
中は一本道になっていて、南米を中心とした熱帯植物などの「高温室」、オーストラリア原産の植物などの「中温室」、冷涼地の植物を集めた「低温室」の3エリアを見て周れます。
温室内のルート途中には、ヘビやトカゲ、カメなどの爬虫類が展示されています。大きなリクガメや、カラフルなニシキヘビ、ツチノコみたいなトカゲなども見ることができます。
輝く昆虫ワールド
常設展ではありませんが、定期的に昆虫イベント「輝く昆虫ワールド」が開催されています。約50種類の世界の昆虫や珍しい生き物が大集合します。
大人気のクワガタやカブトムシとの触れ合い体験や、電気ナマズ体験やドクターフィッシュ体験など、普段できない体験ができます。
【輝く昆虫ワールド】淡路島・イングランドの丘にクワガタ・カブトムシ・珍しい生き物が大集合
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野外ステージでイベントも開催
湖を見下ろす野外ステージではイベントも開催されています。
グルメも充実
園内には飲食施設も多く、いろいろな地元グルメも楽しめます。
「コアラ島バーガー」では、淡路牛を使った自家製「島バーガー」が人気です。
「石窯ピッツァ工房」では、石窯で焼いた本格的なピザや、淡路島牛乳をたっぷり使ったソフトクリームがいただけます。
和食から洋食まで揃う「ファーマーズキッチン」などもあり、世代問わずグルメを満喫!
湖を見下ろす高台にある「MooMooバーベキュー」では、淡路牛や工房のソーセージ、野菜がセットになったBBQがいただけます。淡路牛と玉ねぎのランチセットもあります。
フォトスポット
園内は花のエリアも多く、またフォトジェニックな場所もたくさんあります。
季節によって花畑の花も変わり、フォトスポットの展示も変わります。
イングランドエリアの入口近くにもこんなフォトスポットが!
あわじ花へんろ・花の札所
淡路ファームパーク・イングランドの丘は、あわじ花へんろ・花の札所の第33番になっています。スタンプ台は入口前にあります。
人気のおみやげ
おみやげは、入口横にある「コアラ店長のおみやげやさん」で買えます。
一番人気は「コアラの鼻くそ」。見た目は「ん?」ですが、ココア味のサクサク食感のクッキーなので、味の方はご安心を。おみやげにもらったら楽しいですね。
店内は、自家工房のソーセージやプリン、食パン、淡路島産の特産品、コアラグッズなどいろいろと揃います。
県内最大級の産直「美菜恋来屋」
すぐ隣には、県内最大級の産直「美菜恋来屋(みなこいこいや)」もあります。
生産者から直接仕入れた、新鮮な野菜やお肉、鮮魚、特産品、加工品、スイーツ、地酒など、いろいろなものが買えるので、帰りに是非寄ってみてください。こちらでおみやげを買うこともできます。
2階には淡路牛や淡路島たまねぎなど淡路島食材をたっぷり使ったご当地グルメやスイーツがいただけるレストラン、1階には気軽に食べられるフードコートもあります。
よくある質問
ペットは一緒に入園可能?
園内に動物がいることもあり、ペットを同伴して入園はできません。
コインロッカーはある?
コインロッカーは、入口前(チケット売り場の横)にあります。
小型ロッカー(200円)と大型ロッカー(500円)があります。
再入場はできる?
再入場する場合は、園内スタッフに再入場証明をもらいます。
再入場するときに、再入場証明を見せて入場します。
お弁当の持ち込みはできる?
自宅で作ったお弁当の持ち込みはOKです。
コンビニ弁当等市販のお弁当は持ち込み不可となっています。
クーポン・割引情報
2023年6月現在で、イングランドの丘の入園料は以下のとおりです。
- 大人(高校生以上):1,200円
- 小人(4歳~中学生):400円
- 3歳以下:無料
イングランドの丘で利用できる割引クーポンがいくつかあります。
- アソビュー!(入園券:大人240円割引、小人200円割引)
- JTB(入園券:大人200円割引、小人100円割引)
- じゃらん(入園券:大人200円割引)
- ベネフィット・ステーション(入園料:大人200円割引、小人100円割引)
- JAFナビ(入園料:大人200円割引、小人100円割引)
割引金額が大きいのはアソビュー!。会員登録の手間はありますが、お得に入園券が購入できます。電子チケットでそのまま入園できるので、現地でチケットを購入する手間もありません。会費もかからないので、登録しておけば他の施設でも利用できます。
入会や手数料も必要なく使いやすいのはJTB。当日入園でも、コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)の端末を使って割引価格でチケットを購入することができます。
営業情報・アクセス
営業情報
- 営業時間:9:30~17:00(4~9月の土日祝は17:30)
- 休園日:不定休(月により異なる)
- 入園料:大人(高校生以上)1,200円、小人(4歳~中学生)400円、3歳以下無料
- 住所:兵庫県南あわじ市八木養宜上1401番地
- 駐車場:無料(最大1000台)
アクセス
車でのアクセス
・神戸淡路鳴門自動車道・洲本IC~(13分)
・神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原IC~(13分)
高速バスでのアクセス
高速バスで「洲本バスセンター」下車、福良行き路線バスで「イングランドの丘」下車、徒歩(1分)