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日本最大級の温室植物館「あわじグリーン館」の展示内容や見どころをチェック!

日本最大級の温室植物館「あわじグリーン館」の展示内容や見どころをチェック!

あわじグリーン館

「淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館」は、淡路島北部の東海岸・淡路夢舞台にある日本最大級の温室植物館です。

不思議な造形の多肉植物や、色彩豊かな熱帯植物、恐竜時代から存在するジュラシックツリー、緑や花が美しいガーデンなど、さまざまな世界の植物が展示されています。

植物の上から空中散歩を楽しんだり、間近に眺めたり、トンネルをくぐってみたり、匂いを嗅いでみたり、展示方法にも工夫があり、大人から子どもまで楽しめます。

季節ごとに展示内容も変わり、さまざまな特別展も定期的に開催されているので何度行っても飽きることなく楽しめます。

日本最大級の温室植物園「あわじグリーン館」

日本最大級の温室植物園「あわじグリーン館」

高さ約20mの大空間に、大きく5つテーマに分かれた展示室があり、それぞれの展示室ごとに景色が変わるので、楽しみながら進むことができます。

展示室を順番に進んでいくので途中迷ってしまう心配もありません。

見学の所要時間は展示室を順番に巡って約40分。ゆっくり見て周っても1時間ほど。

疲れたら休憩のできるテラスや、飲み物やスイーツがいただけるカフェもあります。

2025年3月に実施された大規模リニューアルに併せ一部記事を更新しました

まずは上から植物を眺めます

植物が広がる大空間を空中散歩

植物が広がる大空間を空中散歩を楽しみます

受付が済んだら、まずはエスカレーターで2階に上がってスタートします。

エレベーターでも2階にあがれ、館内はスロープが用意されているので、車いすやベビーカーでも見学が可能です。※無料でレンタルも可能です

ゆっくり上から植物を眺められます

ゆっくり上から植物を眺めながら進みます

2階からは植物であふれた大空間が広がり、ゆっくり上から植物を眺められます。

展示室1 みどりのちょうこく

みどりのちょうこく

多肉植物のさまざまな造形美が楽しめます

展示室1の「みどりのちょうこく」には、乾燥地帯に生育するサボテンやユーフォルビアなどの多肉植物を中心に展示されています。

不思議な形をした造形はまさに「緑の彫刻」。さまざまな多肉植物の造形美を楽しめます。

アロエ・ディコトマ

樹齢320年にもなるアロエ・ディコトマ

こう見えてアロエの仲間。「ナミビア砂漠の巨人」とも言われるこちらのアロエ・ディコトマは、なんと樹齢320年!巨大な造形が迫力満点。もうほとんど木ですよね。

太い茎に水や養分をタンクのように貯めることができ、雨が降らなくても何年も生きることができるのだとか。

過酷な環境で生き延びるために進化した姿に、自然の神秘を感じます。

ジャンピング・ガゼル

日本初!流木アート作品「ジャンピング・ガゼル」が登場

アロエ・ディコトマの横には、ジャンプをするガゼルが!

リニューアルで新たに増えた見どころの一つ。イギリスの彫刻家ジェームズ・ドラン・ウェッブ氏による流木アート作品「ジャンピング・ガゼル」です。

解説も充実

解説もあって学びながら観察できます

ポイントごとに興味深い解説も用意されていて、読みながら植物を観察するとより理解が深まります。

生育が難しいことから「幻の植物」とも言われるプヤ・チレンシスは、4年ぶりに開花したみたい。こんなところも解説がなければ見落としてしまいますね。

展示室2 しきさいのにわ

しきさいのにわ

カラフルな花と緑のコントラストがきれい!

展示室2の「しきさいのにわ」には、熱帯から亜熱帯に生育する植物が中心に展示されています。まるでジャングルにいるみたいですね。

天井に届いてしまいそうなほど大きなシダ植物・ヒカゲヘゴも見どころです。

紫が鮮やかなバンダ

紫が鮮やかなバンダなどランがたくさん咲いています

「色彩」豊かな花を咲かす植物が集められ、緑とのコントラストが楽しい場所です。

花はラン科を中心に展示され、こちらのバンダも紫が鮮やかです。

青色コチョウラン

青色のコチョウラン“Blue Gene®(ブルージーン)”

いろいろなランが展示されていますが、中でもこちらは珍しい青色のコチョウランです。

世界初の天然の色素で作られた青色コチョウラン“Blue Gene®(ブルージーン)”。2022年には「フラワー・オブ・ザ・イヤー」も受賞しました。

植物のトンネル

植物のトンネルをくぐるスポットもあります

植物のトンネルをくぐれるスポットや、香りを楽しむコーナーや形を楽しむコーナーなど、楽しみながら鑑賞できます。

宝石の翡翠のような花色が魅力のヒスイカズラ

宝石の翡翠のような花色が魅力のヒスイカズラ

「ヒスイカズラ」は、フィリピン原産の熱帯つる性植物で、宝石の翡翠のような花色をしていることから名付けられています。鮮やかな花色と独特なフォルムが特徴的です。

なかなか実物を見る機会はないので、是非ゆっくりと観察してみてください。

展示室3 くらしのみどり

くらしのみどり

ゆっくり座って鑑賞することもできます

展示室3の「くらしのみどり」は、昔の日本の庭園をテーマにした場所です。

身近な植物が多いですが、じっくり観察してみることで新たな発見もありますよ。

やさしい日差しを浴びながらくつろげる場所もあり、ゆっくりと座って鑑賞することもできます。

運が良ければアサギマダラと出会えるかも

運が良ければアサギマダラと出会えるかも

夏の終わりから秋にかけて、運が良ければ、フジバカマにとまる「旅するチョウ」アサギマダラと出会えるかも。

展示室4 しんかのにわ

生きた化石「ジュラシックツリー」

生きた化石と言われる「ジュラシックツリー」

展示室4の「しんかのにわ」は、太古から「進化」してきた植物たちが展示されている場所です。

一番の見どころは、生きた化石と言われる世界最古の種子植物「ジュラシックツリー」。絶滅したと考えられていたのですが、1994年にオーストラリアで自生が発見されました。

2億年前からほとんど姿が変わっていない植物で、ジュラ紀には恐竜がこの植物を食べていた可能性があるみたい。そう聞くと壮大ですね。

アンモナイト「プラビトセラス」の化石

珍しいS字の形をしたアンモナイト

珍しいS字型のアンモナイト「プラビトセラス」の化石も展示されています。

「プラビトセラス」は、淡路島で初めて発見されたアンモナイト。世界でも日本でしか見つかっていない希少な種類だそう。こんな形のアンモナイトは初めて見ました。

展示室5 にぎわいのにわ

開放的に広がるガーデンエリア

フォトジェニックな風景が広がります

展示室5の「にぎわいのにわ」は、開放的に広がるガーデンエリア。

「あわじグリーン館と言えばココ!」フォトジェニックな風景が広がります。真ん中にはシンボルの「ガーデンキャッスル」が立ち、周りにはカラフルな花が咲いています。

花のシャンデリア

花のシャンデリアも登場

リニューアル後は、大きな花のシャンデリアも登場しました。

キッズスペース

キッズスペースもあります

植物のトンネルを抜けた大きな木の下にはティーパーティごっこやお絵かきができるキッズスペースもあります。

季節限定イベント

季節限定イベント

季節限定イベントもあります

季節ごとに限定イベントも開催されています。

夏休み時期にはサマーガーデンの一環で食虫植物コーナーも登場。

じっくり観察してみると、実際に虫が食べられている様子も見ることができます。

テラス・休憩場所

テラス

開放的なテラスで休憩できます

テラスには休憩スペースがあり、アトリウムや外の自然を眺めながら休むこともできます。自販機も設置されています。

図書コーナーもあり、子供向けの植物図鑑や草花遊びの本、大人向けにもグリーンインテリア、木の実図鑑、ガーデニングなど、いろいろ読書も楽しめます。

温室カフェ

「温室カフェ」ではドリンクやスイーツがいただけます

1階にはかわいい「温室カフェ」があり、ドリンクやスイーツをいただくことも。

一番人気は濃厚な味わいの淡路島牛乳ソフトクリーム。夏場はかき氷も人気です。

営業情報・アクセス

あわじグリーン館

営業情報

  • 開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
  • 休館日:年2回
  • 入館料(通常展):大人750円、シルバー370円、高校生以下無料
  • 入館料(特別展):大人1800円、シルバー900円、高校生以下無料
  • 駐車場:夢舞台地下駐車場600台(600円/回)
  • 住所:兵庫県淡路市夢舞台4

※団体割引あり
※通常展では淡路島国営明石海峡公園とのセット券あり

アクセス

車でのアクセス

・神戸淡路鳴門自動車道・淡路IC~国道28号線(5分)
・神戸淡路鳴門自動車道・東浦IC~国道28号線(5分)

高速バスでのアクセス

「淡路夢舞台前」で下車

ジェノバラインでのアクセス

​岩屋港から路線バスで「淡路夢舞台」で下車

記事は作成時の情報をもとにして掲載されています。記事内容をもとにご判断される際には、公式サイトなどから最新の情報を入手してご確認ください。



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