厳島神社(淡路島弁財天)の見どころ
淡路島弁財天(弁天さん)として親しまれている「厳島神社」(いつくしまじんじゃ)。
洲本市の中心部にあり、洲本バスセンターからも徒歩圏内なので、バスを使って洲本温泉に来た際など、車以外での観光にもおすすめです。
「洲本城跡」や「洲本レトロこみち」など人気スポットもすぐそばなので、是非一緒に巡ってみてください。
神社の入り口には御神燈が並び、さっそくフォトジェニックです。
昼間にしか来たことがないのですが、夕方には灯が入ってきれいでしょうね。
こちらの狛犬は、珍しい「子取り」「玉取り」の対になっています。
左側は、右前足で子をあやす「子取り」、子孫繁栄を表します。
右側は、左前足で鞠をつく「玉取り」、家運隆盛を表していますよ。
こちらは手水舎。竹筒の先に手をかざすと、水が自動的に出てくる仕組みになっています。
厳島神社のご利益
厳島神社の御祭神は、弁財天・市杵島姫命(イチキシマヒメ)。日本神話に登場する女神で、豊漁・航海安全など海の神様とされています。
ご利益は、交通安全、家業繁栄、安産、学芸成就など。
拝殿
三熊山をバックに立派な拝殿です。きれいに管理されている神社はお詣りをしていても気持ちがいいですね。
扁額には「淡路島弁財天 厳島神社」と書かれています。こちらもピカピカです。
洲本城跡
拝殿の後ろには、洲本城跡も見えていますね。
洲本城跡の天守までは厳島神社から歩いて20分ほどで行けます。整備された道路ですが、ちょっとした登山になります。上ると洲本市街を見渡す絶景が待ってますよ。
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御朱印
厳島神社の御朱印は拝殿横にあるこちらの社務所(授与所)でいただくことができます。
お守りや絵馬もこちらで買うことができます。
大きな絵馬はフォトスポット
拝殿のすぐ横には、高さ2.7m、幅3.3mもある巨大な絵馬が!
その年の干支が描かれていて、一緒に写真を撮ればいい思い出になります。
毎年12月に来年の干支が描かれるので、年賀状用に写真を撮っていかれる方も。
洲本八狸 武左衛門
タヌキの姿をしたかわいい神様。洲本市に伝わる狸物語「洲本八狸(すもとやだぬき)」のひとつ、武左衛門(ぶざえもん)です。
毎日、夜ふけに見廻りに出て、戸締りの悪い家を見つけると、家の外から鍵をかけて懲らしめたと伝えられる、防犯の神様です。
弁天銀座
一の鳥居から神社に続く参道は「弁天銀座」という商店街になっています。
赤い燈籠が続き、昔ながらの町並みと一体になって、いい雰囲気です。
このまま映画にでもなりそうな感じです。
秋の例大祭「弁天まつり」
11月21日から23日までの3日間、秋の例大祭「弁天まつり」が開催されます。
多くの人が訪れる淡路島随一のお祭りで、神事に始まり献茶式・詩舞奉納・大正琴奉納・福餅まきなど様々な奉納行事が行われます。
最終日23日には残り福として「御神幸」がとり行われます。ご神体をかついだ担い手が男衆に囲まれながら市街地を練り歩く祭最大の見せ場です。
白装束の奉仕隊が「ちょうさじゃー!」「ちょうさじゃー!」と威勢のよい掛け声を出しながら、町に出て地域の人々に福をさずけます。
道路脇には多くの露店も立ち並びます。いつも大人気、並んででも買いたい池田商店のピンス焼き(池ピン)も登場しますよ。
駐車場
厳島神社には専用駐車場はありませんが、境内に車で入ることができるので、参拝中は無料で駐車しておくことができます。
参拝者が多いときは停められないこともありますので、その際は近隣のコインパーキングを利用します。
厳島神社の基本情報・アクセス
基本情報
- 参拝時間:24時間
- 定休日:なし
- 参拝料:無料
- 駐車場:なし(境内に数台駐車可能)
- 住所:兵庫県洲本市本町4-1-27
アクセス
車でのアクセス
神戸淡路鳴門自動車道・洲本IC~(15分)
高速バスでのアクセス
「洲本バスセンター」下車後徒歩(12分)
すぐ近くには無料の足湯「洲本温泉うるおいの湯」もオープンしています。
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