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【沼島・厳島神社(弁財天神社)】境内を取り囲む石垣も見どころ

【沼島・厳島神社(弁財天神社)】境内を取り囲む石垣も見どころ

沼島・厳島神社(弁財天神社)

厳島神社は、淡路島南部の離島「沼島」にある神社です。

沼島の玄関口・沼島港のすぐそばの高台にある神社で、通称は「弁財天神社」。

御祭神は、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)。アマテラス大神から生まれた宗像三女神の一柱で、強力なパワーを持った神様です。

小さな神社ですが、立派な黒松の大木や、沼島のほとんどの岩石を見ることができる石垣など見どころもあります。

沼島八幡神社の春祭りの際には、御神輿を鎮座しておく御旅所にもなります。

沼島港からもすぐの場所にあるので、観光の最後にでも寄りやすいと思います。時間があれば是非寄ってみてください。

辯財天

辯財天

島の人は「弁天さん」と呼び、海の守護神として信仰されています。

御祭神は、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)です。

ご利益

市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)は、アマテラス大神とスサノオ尊の誓約によって生まれた宗像三女神の一柱で、強力なパワーを持った神様です。

弁財天として、商売繁盛、芸能、金運、勝負、豊漁、交通安全、五穀豊穣、海の神として信仰されています。

先ほどの説明書きにはこう書かれています。

この神は人の穢れを祓い富、名誉、福楽、食物を与え、勇気と子孫を恵むといい、学問と技芸の神、雄弁と智恵の保護神として崇められる。また無礙弁才(*)を具え、福智を増し長寿と財宝を得さしめ、天災地変を除滅する天女とされる。

*無礙弁才とは・・・弁舌の才能があり、言語的表現能力が高いこと

富に名誉に、幸福、安楽、子孫繁栄、学問、芸能、言語表現力、智恵、長寿!ご利益が凄すぎです。さらに天変地異まで避けられるってどんだけなんですか。

社殿

拝殿

社殿をお詣りります。ご利益の説明を見た後のせいか、神々しく見えますね。

沼島の弁天さんは、琵琶を持っていないのが特徴です。左右8本の腕があり、弓、刀、斧、羂索(けんさく)、箭、三鈷戟、独鈷杵、輪を執り、一足をあげて波濤の台座に座しているんだとか。

弁天さんのご開帳は100年に一度なんです。次のご開帳がいつなのか分かりませんが、機会があれば是非拝んでみたいですね。

拝殿の横には、沼島八幡神社の春祭りで御神輿を鎮座しておく御旅所(おたびしょ)もありました。男の神様である八幡さんが、女の神様である弁天さんに1年に1回春祭りのときに、この場所に会いにくるんだとか。ロマンチックなお話です。

摂社もお詣り

摂社

お祀りされている神様は分かりませんでしたが、境内には摂社が2社ありました。

摂社

どちらもお詣りして神社を後にしました。

立派な黒松

立派な黒松

厳島神社(弁財天神社)は、立派な黒松の大木が特徴です。

昔はこの黒松が沼島全体を覆って、魚つき林の役割を果たしていたそうです。

境内を取り囲む石垣も見どころ

境内を取り囲む石垣も見どころ

境内をぐるり取り囲む石垣も実は見どころなんです。

石垣に使われている岩は、すべて沼島の石、結晶片岩です。

沼島では海底から隆起したさまざまな岩を見ることができますが、ここの石垣で主な沼島の岩石をほぼ見ることができます。じっくり見ていると面白い模様の岩も見つかります。

NHKの番組「ブラタモリ」でも沼島に訪れ、この石垣が紹介されていました。

厳島神社(弁財天神社)の御朱印

厳島神社(弁財天神社)には社務所がなく、御朱印が欲しい方は、沼島八幡神社でいただけます。

沼島八幡神社は、漁港沿いに4~5分ほど進んだ先、左手にあります。

沼島八幡神社

社殿まで上がらずに、鳥居のすぐ右手に宮司さんのお住まいがあるので、そちらで厳島神社(弁財天神社)の御朱印もいただくことができます。

厳島神社(弁財天神社)の概要

時間:いつでも見学可能
料金:無料
住所:兵庫県南あわじ市沼島2276
アクセス:土生港から沼島汽船にて約10分、沼島港から徒歩で約1分

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