沼島・自凝神社(おのころ神社)
自凝神社(おのころ神社)は、淡路島南部の離島「沼島」にある神社です。
沼島観光では、「上立神岩(かみたてがみいわ)」と並んで人気のスポットです。
おのころ神社にはイザナギ・イザナミの二神が祀られています。地元では「おのころさん」と呼ばれ、山全体がご神体として信仰されています。
沼島は、国生み神話に登場する「おのころ島」(矛の先より滴り落ちる潮自ら凝りて成りし島)だとされていて、自凝神社(おのころ神社)はまさにその伝説の場所です。
神体山からのエネルギーあふれるパワースポットで、日本最初の夫婦とされる二神が祀られる神社。縁結びや恋愛成就などにご利益があると言われています。
おのころ神社の行き方
おのころ神社は、淡路島・南あわじ市の土生港から沼島汽船で渡った沼島にあります。
沼島への行き方はこちらの記事を参考にしてください。
淡路島・沼島への行き方(土生港⇔沼島港)車・バスでのアクセス方法
続きを見る
沼島に渡ったら、沼島港の近くにある「おのころぬしマップ」を見て出発!
沼島港から漁港に沿って進んで、「おのころ神社」の看板に従い参道へ。後は道なりに進んでいくとおのころ神社に到着します。
沼島港の前にある、こちらの公園からスタートです。主だった観光スポットの看板が出ています。
漁港沿いに5分ほど歩くと「上立神岩」との分岐の看板が出てきます。左に曲がると「上立神岩」へ。「おのころ神社」へは、看板に従いそのまま直進します。
3~4分ほど進むと「おのころ神社」の看板が見えてくるので、こちらの階段を上って参道に入ります。
参道に入ったら山道ですが、基本的には一本道なので、迷うことはないと思います。
おのころ神社は、地元では「おのころさん」と呼ばれ、山全体が神聖なご神体(神体山)として信仰されています。
おのころ神社お詣りの所要時間は?
沼島港からおのころ神社の参道入口までは約10分。
参道入口からは坂と階段が続くので、休み休み行って10分ほど。
沼島港からの距離は1.2kmほど。休まず歩けば15分ほどで着きます。
片道20分、見学時間10分と見て、おのころ神社お詣りの所要時間は往復で約50分です。
参道も神々しい
おのころ神社までは、山道の参道を進みます。
途中には竹林が広がる場所も。光が差し込んで神々しいですね。
「猪出没注意!!」の看板が出ていました。
沼島にはもともと野生の獣類がいなかったのですが、本島から泳いで渡ってきた猪が沼島で繁殖してしまっているようです。
それにしても、看板に書かれている猪の絵がこわい!
一本道なのですが、だんだん山が険しくなってきます。「この道で合っているの?」と思い始めたころ、無事に「自凝神社(おのころ神社)」に到着しました!
拝殿までは長い階段が続いています。もうひと頑張りです!
数えながら上がってみると104段もありました。
沼島港のターミナルセンターに杖が置かれているので、階段が心配な方は借りていってもいいかもしれません。(杖のレンタルは無料です)
ようやく拝殿が見えてきました。あと少しです。
上立神岩までハイキングに行った帰りだったので、階段を登りきった後は、息が上がっていました。
振り返ってみると、木々のすきまから沼島港が見えています。
おのころ神社を参拝
登り切った先を少し切り開いた場所に拝殿があります。
シーンとした山の静けさの中、神聖な雰囲気が漂っています。
おのころ神社には、天地創造の神であるイザナギ、イザナミの二神が祀られています。
日本最初の夫婦とされる二神が祀られる神社。縁結びや恋愛成就などに強力なご利益があると言われているのもうなずけますね。
拝殿の中には、イザナギ、イザナミの二神の絵も飾られています。
拝殿の前にある石碑には国生み神話のおのころ島について書かれています。
日本神話によると「天地の初発のときイザナギ・イザナミの二神が天浮橋に立ちて天沼矛をもって滄海をこおろこおろと探りて引げ上げ給う時、矛の先より滴り落ちる潮自ら凝りて成りし島、これをおのころ島と言う」これが国生みの島おのころ島である。
おのころ神社は「自凝神社」と書きますが、自凝とは「自(おの)ずから凝り固まってできた島」という意味なんですね。おのころ神社はまさにその伝説の場所と言えます。
拝殿の奥には本殿があります。神秘的な空間です。
国生み神話にかかわる歴史ある神社ということで、パワーが半端ないですね。
イザナギ・イザナミの二神石像
本殿から少し進むとイザナギ・イザナミの二神石像が建っています。
足元には見たことのないような大きな水晶が置かれています。
こちらの石像は、2002年に拝殿と石段の修復が行われた際に建立されたようです。
そのまま進むとハイキングコース
二神石像の先に忠魂碑があり、その先も道が続いています。
この先もおのころ神社の神体山で、上立神岩に続くハイキングコースになっています。
上立神岩までは約1時間。わりとハードなコースなので、足腰に自信のない方はここで引き返しましょう。
おのころ神社の御朱印
おのころ神社には拝殿・本殿のみで、御朱印がもらえるような社務所などはありません。
おのころ神社の御朱印は、沼島港からおのころ神社までの途中にある「沼島八幡神社」の宮司さんに書いてもらうことができます。
自凝神社(おのころ神社)の概要
時間:いつでも見学可能
料金:無料
住所:兵庫県南あわじ市沼島73
アクセス:土生港から沼島汽船にて約10分、沼島港から徒歩で約20分
【沼島(ぬしま)】伝説が多く残る淡路島の最強パワースポット!おすすめ観光地
【沼島(ぬしま)】伝説が多く残る淡路島の最強パワースポット!おすすめ観光地
続きを見る