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【三大神話神楽祭(かぐらまつり)】淡路島・伊弉諾神宮で9月23日開催

【三大神話神楽祭(かぐらまつり)】淡路島・伊弉諾神宮で9月23日開催

伊弉諾神宮で三大神話神楽祭

三大神話神楽祭(かぐらまつり)が淡路島の伊弉諾神宮(淡路市多賀)で開催されます。

高千穂「日向神話」での天孫降臨、出雲「国譲り神話」でのスサノオノミコトの八岐大蛇退治、そして淡路「国生み神話」でのイザナギとイザナミによる国生み伝承。

日本の三大神話の舞台となる3つの地域で伝承されている神楽が、淡路島でも随一のパワースポット・伊弉諾神宮に集結します。

伊弉諾神宮の境内に特設舞台が設置され、郷土芸能「国生み太鼓」による和太鼓演舞、地元の「淡路神楽」も行われます。

そして、出雲神楽、淡路国生み創生神楽、高千穂夜神楽の順に神楽が披露されます。

三大神話神楽祭は、淡路島を国生み神話の島として伝統文化を発信するために開催され、今年で17回目を迎えます。

今回の「第17回 三大神話神楽祭」の開催日は、2024年9月23日(月祝)です。

チケットは現在販売中。全席指定で、特別A席6,000円、特別B席4,500円、一般席2,000円。

普段なかなか見る機会のない神楽。3つの地域で伝承されている神楽を一度に見る貴重な機会になります。

当日は、地元食材にこだわった淡路島のお店が出店する食のコーナーも登場します。竹細工のワークショップ(無料)も開催されます。

第17回 三大神話神楽祭

出雲神楽 八岐大蛇

出雲神楽 八岐大蛇

出雲神楽 八岐大蛇(神楽祭公式ページより

須佐之男命(スサノオノミコト)が、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する人気の神楽演奏です。

「古事記」「日本書紀」に記された素戔嗚尊(須佐之男命)による八岐大蛇退治の神話が筋立ての素材となっています。

舞台いっぱいに繰り広げられる八岐大蛇と須佐之男命の戦いは大迫力です。

高千穂の夜神楽

高千穂の夜神楽

高千穂の夜神楽(神楽祭公式ページより)

高千穂の夜神楽は、平安末期から鎌倉時代にかけて成立したといわれています。

天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸に隠れたときに、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が天岩戸の前で踊って大神を誘い出した有名な神話が素になっています。

高千穂の夜神楽は三十三番までありますが、今回は代表的な舞、手力雄(たぢからお)の舞、 鈿女(うずめ)の舞、戸取(ととり)の舞、の三番の舞が披露されます。

淡路 国生み創生神楽

淡路 国生み創生神楽

淡路 国生み創生神楽(神楽祭公式ページより)

国生み創生神楽は、淡路島に伝わる「国生み神話」を素材にした創生神楽です。

伊奘諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の二神がおのころ島に降り立ち、淡路島、そして順番に日本列島を生み、そして子をもうける国生み神話が神楽で披露されます。

スケジュール

  • 15:45~16:05 神楽奉納奉告祭
  • 16:00     開場
  • 16:05~16:20  国生み太鼓
  • 16:20~16:30  四方祓い
  • 16:30~16:45  淡路神楽
  • 16:50~17:00  主催者挨拶
  • 17:00~17:30  西海(にしうみ)神楽 
  • 17:30~17:35  来賓挨拶
  • 17:35~18:15  出雲神楽「八岐大蛇」
  • 18:15~18:45  休憩・お食事・トイレ
  • 18:45~18:55  火入れ式
  • 18:55~19:45  淡路「国生み創生神楽」「飛龍おのころ之舞」「鳴動地固之舞」「翁之舞」「国生之舞」
  • 19:45~19:50  伊弉諾神宮 宮司挨拶
  • 19:50~20:35 高千穂夜神楽「手力雄の舞(24番)」「鈿女の舞(25番)」「戸取の舞(26番)」「御神体の舞(20番)」
  • 20:35     終演

チケット

  • 特別A席(330席):6,000円
  • 特別B席(220席):4,500円
  • 一般席(360席):2,000円

チケットにはお弁当は付いていません。飲食は食のコーナーにて。

国生み神話ゆかりの地 物産展も同時開催

三大神話神楽祭当日までの3日間、9月21日(土)から23日(月祝)までは物産展も同時開催されます。

淡路・高千穂・出雲・泉佐野の国生み神話ゆかりの地の品が販売されます。

伊勢名物の赤福の特別販売も行われます。

22日には夜間特別参拝も開催

伊弉諾神宮は、日本で最初の夫婦「イザナギノミコト」「イザナミノミコト」の二神を祀る日本最古の神社です。

毎月22日を夫婦の日と定め、夜間特別参拝(夜間特別参拝ライトアップ、国生み夜神楽)が実施されています。

ライトアップでは、拝殿や正門、大鳥居、夫婦大楠などが10基のライトで照らされます。さらに参道にも300個のローソクが灯され、幻想的な雰囲気に包まれた中で夜の特別参拝を体験できます。

また、新たに創生された「国生み夜神楽」を鑑賞することができます。(有料、要予約)

伊弉諾神宮

伊弉諾神宮

神楽祭の会場となる伊弉諾神宮は、古事記・日本書紀の国生み神話に登場する伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)を祭神とする“日本最古”の由緒ある神社です。

国生み・35柱の神々を生み出す大業を終えた伊弉諾尊が余生を過ごし、その御陵(お墓)が「伊弉諾神宮」の起源になったとされており、まさに淡路島を代表するパワースポット!

国生み神話で夫婦となった2神を祀る「伊弉諾神宮」の境内には、樹齢900年の御神木「夫婦大楠」もあり、縁結び・夫婦円満などのご利益があると言われています。

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第17回 三大神話神楽祭 開催概要

第17回 三大神話神楽祭 開催概要

開催日:2024年9月23日(月祝)
時間:16:00開場 16:05開演
場所:伊弉諾神宮 特設舞台(雨天の場合は拝殿)
住所:兵庫県淡路市多賀740

アクセス

車でのアクセス

神戸淡路鳴門自動車道・津名一宮IC~(5分)

高速バスでのアクセス

「伊弉諾神宮前」下車すぐ

ジェノバラインでのアクセス

岩屋港から、あわ神あわ姫バス「伊弉諾神宮前」まで(1時間11分)

記事は作成時の情報をもとにして掲載されています。記事内容をもとにご判断される際には、公式サイトなどから最新の情報を入手してご確認ください。



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