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日本最古の神社「伊弉諾神宮」は最強パワースポット(淡路島の観光スポット)

日本最古の神社「伊弉諾神宮」は最強パワースポット(淡路島の観光スポット)

日本最古の神社「伊弉諾神宮」

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は淡路島(淡路市多賀)にある、古事記・日本書紀にも登場する歴史ある神社。国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする“日本最古”の由緒ある神社です。

国生み・35柱の神々を生み出す大業を終えた伊弉諾尊が余生を過ごし、その御陵(お墓)が「伊弉諾神宮」の起源になったとされており、まさに淡路島を代表するパワースポットと言われています。

神社は全国にたくさんありますが、神宮の名の付く神社はわずかに25社しかありません。兵庫県内では「伊弉諾神宮」が唯一の神宮で、格式高い神社なのです。

国生み神話で夫婦となった2神を祀る「伊弉諾神宮」の境内には、樹齢900年の御神木「夫婦大楠」もあり、縁結び・夫婦円満などのご利益があると言われています。

参道の見どころ

大鳥居

大鳥居

伊弉諾神宮は、古くから淡路国の一宮として崇敬され、地元では「一宮さん(いっくさん)」「イザナギさん」の名で親しまれています。初詣先としても人気です。

こちらの立派な大鳥居が迎えてくれます。大きいですね。

花崗岩で作られた神明型鳥居としては国内最大級の大きさを誇ります。

この鳥居は1995年の阪神淡路大震災で倒壊してしまい、その後に再建されたものです。

燈籠の並ぶ砂利道の参道

大鳥居を抜けると燈籠の並ぶ砂利道の参道が真っすぐ伸びています。

自然も多く、歩いているだけで気持ちがいいですよ。

さざれ石の碑

さざれ石の碑

参道に入るとすぐ右手に「さざれ石の碑」があります。

さざれ石というと国歌「君が代」の歌詞にあるさざれ石のこと。

さざれ石とは元々は“小さな石”のことを意味しますが、長い長い年月をかけて小石の隙間が埋まり岩の塊になったものを指すようになったようです。

淡路島産と熊本県産のさざれ石が置かれていますが、この大きさになるまでにいったい何年(何百万年?何千万年?)かかったのでしょうか。

陽の道しるべ

陽の道しるべ

参道の最後には「陽の道しるべ」があります。

伊弉諾神宮を中心とする太陽の運行図

伊弉諾神宮を中心とする太陽の運行図があり、各方角にある神社も書かれています。

伊弉諾神宮の真東に「伊勢神宮(内宮)」、真西に「海神神社(対馬国一宮)」、真北に「出石神社(但馬国一宮)」、真南に「諭鶴羽神社」。

夏至には「諏訪大社(信濃国一宮)」の方角から日が昇り、「出雲大社(出雲国一宮)」の方角に日が沈み、また冬至には「那智大社」の方角から日が昇り、「高千穂大社・天岩戸神社」の方角に日が沈んでいます。

すごい神社ばかり。大昔の人がどうやってこのように正確な方角を割り出すことができたのかロマンを感じますね。

放生の神池

放生の神池

参道を抜けた正門の前に「放生の神池(ほうじょうのしんち)」があります。

古くは鳥や魚を放して生命の永続を祈る放生神事がこの池で行われていたようです。

緑をバックに赤い橋のかかるきれいな池で、思わず写真を撮りたくなるスポットです。

本殿の見どころ

正門

正門

放生の神池にかかる橋の先には正門があります。

正門の前には東西150mの砂利の走路があり、秋祭りでは流鏑馬(やぶさめ)神事の馬場になります。

拝殿

拝殿

正門を入ると、その先はいよいよ本格的な神域です。

入って目の前に「拝殿」があり、その奥に「本殿」があります。まずはこちらでお参り。

本殿

本殿

こちらは本殿です。本殿の真下に伊弉諾尊の御陵(お墓)があります。

もともと御陵は禁足地で、本殿は御陵の前にあったのですが、1879年(明治12年)に御陵の上に移設されました。

本殿には御陵に築かれていた数十個の聖なる石が格納されているそうです。

中を見ることができないのが残念ですが、伊弉諾尊の御陵の真上に建っていると考えると、本殿を外から見ているだけでもなんだかパワーを感じませんか?

夫婦大楠

夫婦大楠

本殿の横に大木「夫婦大楠(めおとおおくす)」があります。なんと樹齢は900年!

伊弉諾尊・伊弉冉尊の神霊の宿る御神木

樹齢900年にもなるとかなり太いですね。

幹が途中から分かれているように見えますが、そうではなく、元は二株だったものが、長い年月の中でくっついて一株に成長した珍しい樹なのです。伊弉諾尊・伊弉冉尊の神霊の宿る御神木として信仰されています。

岩楠神社

夫婦大楠の横にある「岩楠神社(いわくすじんじゃ)」には、伊弉諾尊と伊弉冉尊の間に生まれた最初の神「蛭子大神」が祀られ、夫婦円満、良縁、子宝のご利益があると言われています。

左右神社

左右神社

境内にはいくつか摂社がありますが、中でも眼に悩みをお持ちの方には、こちらの「左右(さう)神社」。

イザナギの左目から天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、右目から月読命(つくよみ)が生まれました。目から生まれた2柱の神には眼病治癒の御利益があると言われています。

御朱印も人気です

御朱印

御朱印集めをされている方も多いと思います。

伊弉諾神宮の御朱印は、正門を入って左側にある御朱印受付所でいただくことができます。

伊弉諾神宮オリジナルの御神印帳(御朱印帳)も販売されていますので、買ってその場で御朱印をいただくこともできます。

時期によっては混み合うこともあるので、お参り前にお願いしておくのがおすすめです。

参拝所要時間の目安

伊弉諾神宮の参拝所要時間は30分ほどが目安です。

大鳥居をくぐって、ゆっくりと神宮内を巡って、拝殿でお詣りをして30分ほど。余裕を見て40分もあればゆっくりと見て周ることができると思います。

あまり寄り道をせず、拝殿だけをお詣りするだけなら15分ほど。

伊弉諾神宮の駐車場

伊弉諾神宮には参拝者用の駐車場が2ヶ所あります。どちらも無料で利用できます。

第一駐車場

第一駐車場

大鳥居のすぐ東側に第一駐車場があります。通常はこちらに駐車します。

第二駐車場

第二駐車場

第二駐車場は、伊弉諾神宮の西側にあります。こちらの方が少し大きめで、大型バスなどの駐車も可能です。

伊弉諾神宮の大鳥居までは徒歩で3分ほどかかりますが、参拝後は、大鳥居まで戻らなくても、西鳥居から出て駐車場に帰ってくることができます。

伊弉諾神宮の基本情報・アクセス

基本情報

  • 営業時間:24時間(社務所は8:30~17:00)
  • 定休日:なし
  • 参拝料:無料
  • 駐車料金:無料(乗用車25台)
  • 住所:兵庫県淡路市多賀740

アクセス

車でのアクセス

神戸淡路鳴門自動車道・津名一宮IC~(5分)

高速バスでのアクセス

「伊弉諾神宮前」下車すぐ

ジェノバラインでのアクセス

岩屋港から、あわ神あわ姫バス「伊弉諾神宮前」まで(1時間11分)

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