淡路島ワイナリー(AWAJISHIMA WINERY)
「AWAJISHIMA WINERY COMPLEX(淡路島ワイナリーコンプレックス)」は、淡路島中央部・仁井エリアにあるワイナリーです。
淡路島初のワイナリーとして、2024年3月24日(日)にグランドオープンしました。
醸造所を備え、淡路島で生産されたブドウを使って、淡路島で醸造した淡路島ワインの試飲・購入ができます。
ワインと地元食材にこだわった料理を楽しめるイタリアンレストラン&カフェも併設されています。
醸造所・ショップ
手前が醸造所、奥側にワインショップ、レストランがあります。
ショップ店内から醸造所の様子が見える仕組み。
残念ながら当日は醸造所が稼働してませんでしたが、稼働している日であれば、醸造の様子を見学することができます。
今シーズン販売されているワインは、白の「モンドブリエ」、微発砲赤の「マスカットベリーA 微発砲」、ロゼに近い「マスカットベリーA」の3種類。
ワイン用のブドウは淡路島ワイナリーと同じ仁井エリアで自社栽培されているそうです。
淡路島で栽培・収穫されたブドウを使い、淡路島で醸造した、まさに淡路島ワインです。
販売に生産が追い付いておらず在庫僅少。「マスカットベリーA」以外は売り切れでした。
ワインの試飲マシンも置かれていて、試飲をしてから購入することもできます。
淡路島ワイナリーのワイン以外にも、岩手の神田葡萄園、山形のタケダワイナリー、茨城の牛久醸造場など、各地の国産ワインを試飲することもできます。
イタリアンレストラン・カフェを併設
ショップの隣には、イタリアンレストラン・カフェが併設されていて、ワインと地元食材にこだわった料理がいただけます。
カウンター席、テーブル席、ソファ席があります。
11:00から14:30はランチタイム、14:30から17:30はカフェタイムになります。
ランチは、パスタランチ、ワイナリーランチ、淡路ランチの3種類のほか、単品メニューからも選べます。
カフェメニューには、パスタやカレー、カプレーゼ、フリット、デザートなど。
タパスとワインのセットなどもあるので、カウンターで優雅な午後を過ごすのも良さそう。
淡路島ワイナリーの道のり
淡路島でのワイン造りの始まりは、5年前、ぶどう栽培とワイン醸造に携わる小谷雄介さんと、淡路島洲本の人気イタリアンレストラン「リゾレッタ」のオーナーシェフ・井壺幸徳さんとの出会いから。
2019年から北淡路仁井地区、野島常盤地区でワイン醸造用ぶどう(ヴィティス・ヴィニフィラ種)の自社栽培を開始しました。
標高200mほどの位置にある仁井地区は、朝晩の寒暖差が大きく、瀬戸内の潮風で運ばれるミネラルが豊富なことから、ぶどうの生産に適しているそうです。
2020年に自社のぶどう畑で収穫した淡路島産ぶどう「モンドブリエ」を試験醸造しました。翌年2021年に少量ながら初ヴィンテージのワインをリリースしました。
そして2024年3月、ついに、レストランを併設した「AWAJISHIMA WINERY COMPLEX」をオープンしました。
周りには田園風景が広がります
周りに山を望み、田んぼに囲まれた、のどかな風景の中にワイナリーはあります。
田んぼにはちょうどレンゲもたくさん咲いてきれいな景色でした。
今後テラス席などもできるといいかもしれませんね。
駐車場
駐車場は、ワイナリーの裏手にあります。
現時点では未舗装。駐車場に入る斜面にちょっとソリがあるので、車高の低い車は慎重に。
アクセス
島の真ん中にありますが、東西を横断している県道71号からすぐなので、東海岸からも西海岸からもアクセスは良好です。
県道71号「仁井」交差点(信号なし)を南側に進んだ少し先。
旧仁井小学校の前に県道を逸れて坂があるので、坂を下りてすぐです。
高速バスでアクセスする場合は、「本四仁井」バス停下車、徒歩で10分ほどの距離です。
淡路島ワイナリーコンプレックスの概要
営業情報
- 営業時間:11:00~17:30(レストラン)
- 定休日:水曜日・木曜日
- 住所:兵庫県淡路市仁井1438
- 駐車場:あり(無料)