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【ヤマトサウルス・イザナギイ】淡路島で発見された新種恐竜

ヤマトサウルス・イザナギイ

ヤマトサウルス・イザナギイ

「ヤマトサウルス・イザナギイ」は、淡路島で生息していたとされる新種の草食恐竜です。

2004年、洲本市にある白亜紀(約7200万年前)の地層から、歯や首などの化石が発掘されました。

カモのような平たいくちばしが特徴的な草食恐竜・ハドロサウルス科の仲間で、2021年4月に新種の草食恐竜として発表されました。

淡路島は国生み神話に登場する“はじまりの島”。日本神話に登場する「倭」(ヤマト)と「伊弉諾」(イザナギ)にちなんで「ヤマトサウルス・イザナギイ」と名付けられました。

ヤマトサウルス・イザナギイ(復元画:服部雅人)

ヤマトサウルス・イザナギイ(復元画:服部雅人)(プレスリリースより)

「ヤマトサウルス」は、北海道むかわ町で発見され2019年に親族新種として発表された「カムイサウルス(通称:むかわ竜)」と同じく、淡路島洲本市の白亜紀後期の海の地層から発見されました。

「カムイサウルス」のほか、福井県で発見された「フクイサウルス(通称:福井竜)」などの研究でも知られる古生物学者・小林快次氏らのグループにより、標本分析を経て、2021年、新種「ヤマトサウルス・イザナギイ」として発表されました。

日本で見つかった恐竜が命名されたのは9例目です。

体長はおよそ7~8メートル、体重は4~5トンと推定されています。

地層から見つかった恐竜化石イメージ

イメージです

ヤマトサウルスの化石が発見されたのは、白亜紀後期(約7200万年前)の地層からですが、ヤマトサウルスの祖先は白亜紀(約9500万年前)に誕生していたとされており、少なくとも2000万年以上ヤマトサウルスの種は存続していたと考えられます。

ブラタモリでも紹介されました

2021年にNHKで放送された「ブラタモリ」の淡路島編でも「イザナギイ」が紹介されていました。

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角川「図鑑GET!恐竜」にも掲載

学習図鑑シリーズ「角川の集める図鑑GET!」の『図鑑GET!恐竜』にも「ヤマトサウルス・イザナギイ」(P189)が掲載されています。

これからいろいろと話題になりそうな恐竜です。

ONOKOROに実物大のオブジェがあります

ヤマトサウルス・イザナギイ

淡路市にあるテーマパーク「淡路ワールドパークONOKORO」で「ヤマトサウルス・イザナギイ」に出会えます。

パークに入ってすぐ前にある恐竜ワールドの芝生広場に「ヤマトサウルス・イザナギイ」がいるんです。

高さ8メートルあり、大きさはほぼ実物大。目の前で見るとその大きさが実感できます。

淡路ワールドパークONOKORO
住所:兵庫県淡路市塩田新島8-5

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