諭鶴羽ダム公園
諭鶴羽ダム公園(ゆづるはだむこうえん)は、諭鶴羽のふもとにあるダム湖・諭鶴羽湖に整備された公園です。
諭鶴羽湖の外周約2キロには約800本のソメイヨシノが植えられ、桜の名所として春にはたくさんのお花見客で賑わいます。
夏前の6月にはホタルの名所としても人気。秋には紅葉、冬にはスイセンと、四季折々の風景が楽しめるスポットです。
今回は桜の時期、ソメイヨシノが咲き誇る諭鶴羽ダム公園をご紹介します。
湖の外周は散策路になっているので、桜を眺めながらハイキングも楽しめます。
諭鶴羽ダム公園の駐車場
公園内にはいくつか駐車場がありますが、停めやすい2ヶ所をご紹介します。
諭鶴羽ダム公園のマップ
諭鶴羽ダム周辺案内図があるので、これを見ていただくと分かりやすいと思います。
諭鶴羽湖をぐるーっと一周囲むように道路が通っています。
マップ右下方面から諭鶴羽ダムにアプローチしてきて、最初の駐車場は、そのまま真っすぐ進むとすぐに見えてきます。
こちらの駐車場には、8台ほど車を停めることができます。
ダム堤防のすぐ近くなので、諭鶴羽湖を見渡わす絶景を楽しみたいならこちらに停めてください。
タイミングもありますが、駐車台数が少ないので、桜の時期だと埋まっていることも多いかもしれません。
休憩スペースや小さいですがトイレもあります。公園内にはトイレがもう一つあり、外周の途中に大きめのトイレがあります。
外周を半周ほど走った先にメインの駐車場があります。
こちらのほうが広いので停めやすいと思います。駐車場も桜がきれいですよ。
川からも近く、ホタル観賞をするときにも、こちらの駐車場がおすすめです。
外周はハイキングコースにもなっているので、車の場合は歩行者に十分注意してください。
また、標識はなかったと思いますが、湖の外周は道が狭いこともあり、時計回りの一方通行になっています。
桜を眺めながらハイキング
諭鶴羽湖の外周は約2キロ。ゆっくり歩いて約30分のハイキングが楽しめます。
私たちの場合は、途中川に降りてみたり写真を撮ったりしながらで一周1時間ほどでした。
桜を眺めながら気持ちよくハイキングが楽しめます。
途中には、広場や休憩場所などもあり、ゆっくりお花見を楽しむこともできます。
桜の木とあわせて、句碑が置かれていて、一つずつ読みながら周ってみても面白いですよ。
山に目を向けるとヤマザクラもきれいです。川も流れていて清々しい!
途中で川に降りてみると、カモさんがいました。エサ探しに夢中でこちらに全然気付いていませんね。
ダム堤防からは桜の絶景!
ダム堤防が見えてきましたよ。そして、この場所からの景色が絶景なんです。
湖周囲のソメイヨシノに加えてヤマザクラが息を飲む美しさです。湖にも桜が映ってきれいですね。
800本の桜が植えられているので、近くを見ても遠くを見ても桜だらけです!
桜の名所の多い淡路島の中でも、個人的には一番のスポットではないかと思います。
野生の鹿に出会えるかも
諭鶴羽ダム公園には野生の鹿も生息していて、運が良ければ出会えるかも。
ここの鹿は人慣れしている様子で、近づいても逃げませんよ。
諭鶴羽山登山口(諭鶴羽古道)
ダム堤防の横に、諭鶴羽山登山口(諭鶴羽古道)があり、諭鶴羽山や諭鶴羽神社まで登山をすることもできます。
諭鶴羽山の頂上までは約2.7キロ。山頂を経由して、諭鶴羽神社まで約3.4キロ。
途中に急な坂もあるみたいですが、コースの途中には丁寧な案内もあり、迷うことのない分かりやすいコースのようです。
機会があれば是非一度チャレンジしてみたいですね。
曽我十郎の担い石
諭鶴羽山登山口の向かいには、巨大な石が2つ置かれています。
「曽我十郎の担い石」と名付けられた石で、平安時代、曽我十郎祐成という人が諭鶴羽神社からこの大きな2つの石を担いで下山した伝説が残っているようです。
かなり大きな石で、石一つだけでも10人いても持ち上げるのは難しそうですが。伝説が本当だったらすごいですね。
無料キャンプ場
諭鶴羽ダム公園には、川沿いのエリアにキャンプ場があります。
正確にはキャンプ場跡ですが、かつて「さつきの園キャンプ場」と「くわがたの森キャンプ場」という市が管理していたキャンプ場が残っています。
現在は市の管理は離れていますが、自己責任のうえで、無料で利用できるようです。
整備はされているようで、場内はわりときれいな状態です。テーブルやベンチ、街灯なども設置されています。炊事場などはありませんが、トイレは少し歩いた先にあります。
ホタルの名所
諭鶴羽ダム公園は、ホタルの名所としても知られています。
5月下旬から6月中旬になると、乱舞するゲンジボタルが見られます。
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諭鶴羽ダム公園の基本情報
営業情報
- 時間:24時間自由
- 定休日:なし
- 料金:無料
- 住所:兵庫県南あわじ市神代浦壁
- 駐車場:あり(無料)
アクセス
車でのアクセス
神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原IC~(17分)
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