鳴門公園の展望台、渦潮を見るなら?
鳴門公園には、大鳴門橋や渦潮が見渡せる展望台があり、それぞれで素晴らしい景色が楽しめます。
鳴門山展望台、エスカヒル鳴門、千畳敷展望台、孫崎展望台、お茶園展望台の5つの展望台を写真とともに見どころやポイントをご紹介します。
また、大鳴門橋の450mの高さから渦潮を見ることができる「渦の道」もあわせてご紹介したいと思います。
鳴門山展望台
高台から渦潮を眺めたい方におすすめ!絶景が楽しめる展望台
第1駐車場から徒歩で10分ほどの場所にある「鳴門山展望台」。
標高98.6mの鳴門山頂に設けられている展望台です。鳴門公園にある展望台の中でも一番高台にあり、公園や大鳴門橋を見渡す絶景が楽しめます。
真正面の少し開けている広場は「千畳敷展望台」です。
渦潮や渦潮を見る観潮船・クルーズ、海峡を行き交う船なども眺められます。
展望台までは階段もあるので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
展望台からは、360度見渡せる大パノラマが楽しめます。
料金:無料
アクセス:第1駐車場から徒歩で10分ほど
エスカヒル鳴門
エスカレーターに乗って一気にパノラマが楽しめる展望台
歩かずに絶景を楽しみたい方には、第1駐車場の前にある「エスカヒル鳴門」が便利です。
高低差34m、全長68mのロングエスカレーターで一気に展望台まで上がることができます。
展望台からは、鳴門海峡を見下ろす絶景が楽しめます。
渦潮が発生している時間帯に来れば、展望台からも渦潮がよく見えます。
エスカヒル鳴門の展望台は、鳴門山展望台の真横にあります。
眺望は鳴門山展望台と大きく変わりませんので、時間や元気があれば、鳴門山展望台でもいいかなと思います。
1階のおみやげコーナーは結構充実しています。
営業時間:夏期 8:00頃~17:00、冬期 9:00頃~17:00
料金:往復 大人400円、小・中学生100円、幼児無料
所要時間:エスカレーター3分
アクセス:第1駐車場からすぐ
千畳敷展望台
大鳴門橋を間近に感じられる展望台、記念撮影にもぴったり
鳴門公園内で一番広く、おそらく一番立ち寄る方の多い展望台が「千畳敷展望台」です。
第1駐車場から徒歩で5分ほど。大鳴門橋遊歩道「渦の道」にも近い立地にあります。
大鳴門橋を真正面に望む絶好のロケーションで、橋をバックに記念撮影するのにぴったりの場所です。
望遠鏡も設置され、大迫力の渦潮を間近に観察することができます。
展望台の前は広場になっていて、飲食店やおみやげ屋が集まっています。
「鯛丼」が有名なうづ乃家もここにあります。鳴門わかめを使ったわかめうどんもおすすめです。
料金:無料
アクセス:第1駐車場から徒歩で5分ほど
孫崎展望台(孫崎灯台)
絶景独占!渦潮を一番間近に見ることができる穴場の展望台
渦潮を一番間近に見ることができるのが、島の北端にある「孫崎展望台」です。
あまり訪れる人の多くない穴場的な展望台です。第1駐車場から徒歩で10分ほど。
ちょっと迷いますが、「ベイリゾートホテル鳴門海月」駐車場の奥にある展望台への入口から行くことができます。
灯台前が小さな広場になっていて休憩する場所もあります。
正確には、この場所は「孫崎灯台」で、「孫崎展望台」は少し山を下りた場所にあります。
景色を眺めるなら、開けた高台にあるこちらのほうがおすすめです。
大鳴門橋をやや横から眺める感じで、渦潮もよく見ることができます。
ちなみに「孫崎展望台」からの眺望はこんな感じ。植物が茂って少し目隠しになってしまっています。
こちらは大きな休憩所で、ほとんど人も来ないのでゆっくり眺めたい方にはおすすめです。
「孫崎展望台」からは海(相ヶ浜)に出て、そのまま千畳敷展望台に行くこともできます。
料金:無料
アクセス:第1駐車場から徒歩で10分ほど
お茶屋展望台
写真撮影におすすめ、大鳴門橋がいい角度で見える絶景展望台
大鳴門橋を南側から眺められる唯一の展望台が「お茶屋展望台」です。
「お茶屋展望台」は、かつて阿淡藩主の蜂須賀家が、茶屋をつくって鳴門の渦潮を眺めた場所で、当時お茶屋と呼ばれていたことからお茶園展望台と名付けられています。
鳴門の渦潮と大鳴門橋を眺望する絶好の展望台で、写真撮影のベストスポットです。
ズームすれば、渦潮やうずしお観潮船・クルーズ船もしっかり狙えます。
飛島の鳴門飛島灯台もここからよく見えます。
料金:無料
アクセス:第1駐車場から徒歩で5分ほど
大鳴門橋遊歩道 渦の道
展望台とはちょっと異なりますが、大鳴門橋に作られた遊歩道「渦の道」もご紹介します。
450m先に展望室があり、海上45mの真上から渦潮を観察することができます。
4枚の大きなガラス床があり、激しい潮流が見えます。上にのるのはドキドキです。
うずしお観潮船やクルーズ船でも渦潮を見ることができますが、真上から眺められるのはここだけです。
うずしおを見る観潮船も来ています。演出のようですが、エンジンを切って、渦に流されて船が回転する様子も上からよく見えます。
営業時間:夏季(3月~9月)9:00~18:00(入場17:30まで)、GWと夏休み期間は8:00~19:00(入場18:30まで)、冬季(10月~2月)9:00~17:00(入場16:30まで)
休館日:3月、6月、9月、12月の第2月曜日
料金:大人510円、中高生410円、小学生260円
アクセス:第1駐車場から徒歩で5分ほど
鳴門公園 観光マップ
マップを見ながら展望台を巡ってみましょう。
意外と距離も近く、1時間ほどで5ヶ所の展望台を巡ることができます。
どこもいい展望台ですが、中でもおすすめは「鳴門山展望台」と「お茶園展望台」。高台からの景色と南からの景色が楽しめます。