淡路島のパワースポット「安乎岩戸信龍神社」
「安乎岩戸信龍神社」は、淡路島の中部・東海岸にある神社です。
廃跡となっていた「岩戸神社(いわんどじんじゃ)」が、龍をお祀りして「安乎岩戸信龍神社」として2021年に再興されました。
洞窟の奥で光に照らされる祠は厳か。
本当に小さな神社ですが、独特な雰囲気を感じさせるパワースポットです。
お詣りを終えて、振り返って洞窟から鳥居を見るとそこには…。
今回は龍が祀られるパワースポット「安乎岩戸信龍神社」をご紹介します。
神社の入口
神社はこちら。駐車場の奥に鳥居が見えています。こんなところに?
安乎岩戸信龍神社の読み方は?
安乎岩戸信龍神社は「あいが いわど しんりゅう じんじゃ」と読みます。
安乎はこの辺りの地名なのですが、難しい読み名ですね。
龍と神様の物語
安乎岩戸信龍神社は龍が祀られていますが、龍をお祀りすることになった龍と神様の伝説が書かれています。
読んでもらうとよいのですが、お忙しい方のために簡単にまとめるとこんな内容です。
昔、岩戸神社(いわんどじんじゃ)には、小さな神様が住んでいて、村人に大切にされていました。
神様にはいつも守ってくれる一匹の龍がいて、仲良く一緒に暮らしていました。
時の流れとともに神社を訪れる人が減ってしまい、地元の人たちは、神様が寂しくないように大きな神社にお還しする計画を立てます。
龍が神様の用事で神社を留守にしている間に、地元の人たちが神様を安乎八幡神社へ移動してしまいました。
知らずに戻ってきた龍は、神様を探し回りますが、どこにも見つかりません。
いつか神様が戻ってくると信じて、今も神社で待っていると言われています。
そんな誠実な龍を信頼のシンボルとしてお祀りするために「安乎岩戸信龍神社」として再興されました。
国道横にある参道
ここを進んで神社に向かいます。横はすぐ国道28号で車が走っています。
石が張られており、一応参道ということになりますね。
安乎岩戸信龍神社
安乎岩戸信龍神社に到着。鳥居が建ち、洞窟の奥に神社があります。
ここに来ると一瞬空気が変わったような気がします。後ろに道路があることも忘れてしまいます。
鳥居には「嘉永二酉年」と書かれています。ネットで調べてみると西暦で1849年、今から173年前に建てられたみたいですね。
横には手水舎もあります。水口は「龍」かと思いきや「タツノオトシゴ」。かわいい…。
それでは神社に向かいます。
洞窟の中にある独特な神社で、この時点でめちゃめちゃパワーを感じます。
厳かなパワースポット
中には立派な祠が。
洞窟の中は提灯に火が入り照明もあるのですが、何よりも大きな横穴から光が入ってくるので、思ったよりも明るく、光に照らされる祠は厳かでパワースポット感がすごいです。
提灯にはお祀りされている龍が書かれています。なんか運気が上がりそう!
後ろを振り返ると、そこには…
後ろを振り返ると鳥居とその向こうに大阪湾が見えています。
少し視線を戻して洞窟の入り口を見ると、何かの形に見えませんか?
そうです。ちょうど形が「淡路島」になってるんです。
洞窟の中から鳥居と「淡路島」。写真に撮るにもおすすめですよ。
社務所でお守り・おみくじ
駐車場の入り口に社務所があります。
無人ですが、自動販売機でお守りを買ったり、おみくじを引いたりすることができます。
オートバイ神社を兼ねているみたいで、社務所内にはオートバイが展示されていたり、ちょっと変わった場所です。オートバイ神社についてはまた別の機会でご紹介します。
御朱印
安乎岩戸信龍神社では、御朱印は販売されていませんが、スタンプが置かれています。
朱肉も置かれていて、御朱印帳や手帳などに自由に押すことができます。(無料)
近くにはインスタ映えスポット「AWAJIオブジェ」
すぐ南側にはインスタ映えすると人気のフォトスポット「AWAJIオブジェ」もあります。
安乎岩戸信龍神社
- 参拝時間:24時間いつでも可能
- 休み:なし
- 参拝料:無料
- 住所:兵庫県洲本市安乎町平安浦25
- 駐車場:無料(16台)
アクセス
国道28号線沿いにあり、車または自転車でのアクセスが便利です。
神戸淡路鳴門自動車道からであれば、北方面からは「津名一宮IC」を出て県道88号と国道28号経由で約13分。南方面からは「洲本IC」を出て国道28号経由で約17分。
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