淡路島サクラマス
淡路島のブランド魚と言えば「淡路島3年とらふぐ」が有名ですが、新しいブランド魚「淡路島サクラマス」もここ数年注目を集めるようになってきました。
サクラマスは元々は川魚のヤマメのことで、そのまま川に残ったものが「ヤマメ」、海へ下って育ったものが「サクラマス」と呼ばれます。
高い海水温になると生きられないサクラマスは個体数が少なく、天然ものは幻と言われるほどの希少な魚。
淡路島の福良では、サクラマスの育成に適した養殖環境が整い、また「淡路島3年とらふぐ」で培われた養殖技術と長年の経験によって、上質なサクラマスが育てられています。
サクラマスの旬は3月~5月。「淡路島サクラマス」はこの一番美味しい旬の時期だけに味わえる期間限定のグルメです。
2024年の淡路島サクラマスの解禁日は、2024年3月10日(日)です。
旬のサクラマスは絶品!上質な脂と甘み。脂が乗りながらもあっさりとしていて、サケ・マス類の中でも美味しさ一番とも言われるグルメ食材なんです。
淡路島内で多くの店舗で、淡路島サクラマスを使ったご当地グルメを提供しています。
今回は、淡路島で是非食べてもらいたい「淡路島サクラマス」について、また、ランチで「淡路島サクラマス」をいただけるおすすめ店をご紹介します。
淡路島サクラマスとは
サクラマスは、サケ目サケ科に属する魚。
幼魚期を川で過ごし、川に留まり一生川で過ごすものが「ヤマメ」、銀化して川から海へ下り海で成長したものが「サクラマス」と呼ばれます。
旬が始まる3月が、桜の開花が始まる時期と重なり、身の色が美しいピンク色をしているとから「サクラマス」と名付けられたと言われています。
サクラマスは海水温が18℃以下でないと生きられないことから、育つ環境を選ぶ魚です。
そのためサクラマスの天然はほとんど見かけることができないのに加え、養殖も難しく、養殖に成功しているのは、淡路島を含め全国でも5ヶ所しかありません。
南あわじ市の福良は、鳴門海峡の影響で速い潮流があり、春先でも海水温が低いことから、サクラマスの育成にとって絶好の環境が整っています。
また、美味しいサクラマスが育つ一番の理由は、「淡路島3年とらふぐ」の養殖で培われた高い技術と長年の経験があったこと。魚の大きさに合わせてエサの大きさや量の調整をしたり、成長状態に合わせて生け簀の場所を移動するなど、手間暇かけて自然環境に近い状態を作ることで、上質なサクラマスが育てられています。
淡路島サクラマスが食べられる時期
2024年の淡路島サクラマスの解禁日は、2024年3月10日(日)です。
淡路島サクラマスが食べられるのは旬の3月から5月まで。一番美味しい旬の時期だけに味わえる期間限定のグルメです。
3月・4月・5月と成長するにつれて脂の乗り、風味が少しづつ変化していきます。
出始めの3月はあっさりめの上品な甘み。後半5月にになれば脂の乗りもよくなり濃厚な味わいになってきます。
淡路島サクラマスを味わうならまずは刺身!
サケ・マス類の中でも一番美味しいとも言われる「サクラマス」。
塩焼きや西京焼きなど焼いても美味しく、また鍋にしてもとても美味しいのですが、せっかく新鮮な「淡路島サクラマス」を味わうなら、まずは刺身で食べてみてください。
天然ものは寄生虫(アニサキス)の危険があるので水揚げしてすぐに冷凍されますが、養殖は寄生虫がいないので冷凍せずに生で食べることができます。
「淡路島サクラマス」は、潮の流れの速い鳴門海峡の近くで、海水温も低い環境で育っているので、身がひき締まり、食感もばつぐんです。
脂がのってしっとり、甘さもありながら、上品であっさりとした味わいが楽しめます。表現が難しいですが、是非一度食べてみてください。食べてもらえば絶対分かります!
淡路島サクラマスおすすめ店
「淡路島サクラマス」は現在島外への出荷はしておらず、淡路島の飲食店・宿泊施設だけで食べることができます。
気軽にランチで「淡路島サクラマス」が食べられるおすすめ店をご紹介します。
淡路ハイウェイオアシス「みけ家」
住所:淡路市岩屋大林2674-3 オアシス館2階
春野菜と淡路島サクラマス炙り丼(1,700円)
皮目を炙った香ばしいサクラマスが盛られた丼。新玉ねぎや筍、菜の花などものり春らしい一杯がいただけます。
いちじろう
住所:淡路市富島998
淡路島さくらます丼(1,300円)
淡路島サクラマスと、地元鮮魚店の生簀から当日仕入れた新鮮地魚を5種盛り込んだ贅沢な海鮮丼がいただけます。
淡路島 鼓や
住所:淡路市多賀1119-52
サクラマスと新玉葱のユッケ丼(1,600円)
ご飯の上に淡路産の焼きのりをちらし、新玉葱とピリ辛ダレに絡めたサクラマスがのったユッケ丼がいただけます。
ウェルネスパーク五色 浜千鳥
住所:洲本市五色町都志1087
淡路島サクラマス炙り丼(1,760円)
皮目を炙った香ばしいサクラマスの丼。すだちや七味を加えた醤油ベースタレでさっぱりといただけます。
新島水産
住所:洲本市由良町由良2581
サクラマス炙り丼(1,430円)
淡路島サクラマスと淡路島近海の真鯛を炙り、器いっぱいに盛り付けたハーフ&ハーフ丼。出汁が利いた甘めのタレも食欲をそそります。
松葉寿司
住所:南あわじ市広田広田528-1
豪華淡路島サクラマス丼イクラのせ(2,200円)
淡路島の海の幸サクラマスといくらをのせた贅沢丼ぶり。特製の出汁醤油が食材の味を引き立てます。
淡路ファームパークイングランドの丘「ファーマーズキッチン」
住所:南あわじ市八木養宜上1401(イングランドの丘内)
島サクラマス丼(1,500円)
サイコロ状に切ったサクラマスを自家製ドレッシングで和えたカルパッチョが主役の洋風丼。新玉ねぎものり、トマトベースのさっぱりとした味わいです。