伊弉諾神宮の初詣
淡路島の初詣と言えば一宮である「伊弉諾神宮」。例年、正月三が日には14万~15万人もの方が初詣に参拝する人気の神社です。
2022年はここ10年で最も多い約16万6千人の参拝客があり、コロナによる外出自粛のあった2021年から倍増しました。
2023年度の人出は発表されていませんが、かなりの参拝客の数だったようです。
2024年の正月三が日も多くの参拝客が予想されます。
今回は、伊弉諾神宮の2024年度の初詣について、混雑時間や渋滞予測、駐車場情報、屋台の出店情報をご紹介します。
混雑する時間帯
「伊弉諾神宮」は日本最古の格式の高い神社として有名。兵庫県内では唯一となる「神宮」ということもあり、淡路島では一番混雑する初詣スポットです。
神戸方面からも初詣に参拝される方もいる人気の場所ですが、淡路島内にあることから、都市部の神社やお寺のように身動きできないほど大混雑となることはありません。
少し時間をずらして参拝すれば、あまり待たずにお参りすることができます。
三が日の混雑傾向
過去の傾向から、三が日の混雑傾向を出しています。
大晦日から年明けにかけては例年混雑の傾向、また元日は終日混雑が予想されます。
昼頃が混雑のピークになりやすいので、可能であれば朝早い時間や夕方以降にお参りすると比較的混雑を避けることができると思います。
午前の混雑傾向 | 午後の混雑傾向 | |
元日(1月1日) | 大晦日~年明けにかけて混雑 午前中は参拝客多く混雑 | 昼頃をピークに終日混雑 夕方から比較的混雑は解消 |
1月2日 | お昼にかけて混雑 | 昼頃は混雑 夕方から比較的混雑は解消 |
1月3日 | お昼にかけて混雑 | 昼頃は混雑 夕方から比較的混雑は解消 |
三が日の渋滞傾向
参拝客の混雑傾向と相関しますが、元日は終日、2日・3日は昼前後をピークに大きな渋滞が発生します。
特に、神戸淡路鳴門自動車道・津名一宮インターから県道88号を経由して伊弉諾神宮に向かう道はかなり渋滞します。
もし可能であれば、西海岸側からアクセスすると少し空いています。
御朱印をもらう予定の方
伊弉諾神宮は24時間参拝が可能ですが、御朱印をもらう予定にされている方は、社務所が開いている8時半~17時に参拝してください。
三が日でも通常どおり御朱印をいただくことは可能ですが、かなりの人出なので、いつも以上に時間がかかることが予想されます。混み合うため時間に余裕を持って行くと安心です。
参拝料・拝観料
伊弉諾神宮では拝観料等はなく、無料で参拝することができます。
また駐車場も無料で用意されており、基本的には無料で初詣に行くことができます。
※臨時駐車場は有料(下の駐車場情報を参照してください)
駐車場情報
伊弉諾神宮には、無料駐車場が2ヶ所あり、三が日も無料で利用することができます。
第一駐車場
大鳥居の東側にある無料駐車場です。
参道にも近く便利ですが非常に混雑します。
第二駐車場
伊弉諾神宮の西側にある無料駐車場です。
正面の参道からは少し離れますが、第一駐車場に比べると混雑度は多少低くなっています。(大きくないので混雑はします)
伊弉諾神宮の大鳥居までは徒歩で3分ほど。
多賀小学校(臨時駐車場)
例年、伊弉諾神宮の前にある「多賀小学校」に臨時駐車場が開放されます。
こちらは有料(500円程度)となっていますのでご注意を。
伊弉諾神宮の大鳥居までは歩いてすぐ。
一宮中学校(臨時駐車場)
例年、伊弉諾神宮の南側にある「一宮中学校」に臨時駐車場が開放されます。
こちらも有料です。
伊弉諾神宮の大鳥居までは徒歩で4分ほど。
ふるさとセンター・いざなぎアリーナ
例年、「ふるさとセンター」「いざなぎアリーナ(体育センター)」の駐車場も無料開放されています。
伊弉諾神宮の大鳥居までは徒歩で3分ほど。
手水・参拝の方法
伊弉諾神宮の手水・参拝の作法(方法)は普通の神社と同じで問題ありません。
手水の方法
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持って、水をくんで左手を洗います
- 柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗います
- 柄杓を右手に持ち替えて、左手で水を受け口をすすぎます
- そのまま左手をもう一度洗います
- 柄杓を立てるようにして柄(え)を洗い流します
- 柄杓を伏せて戻します
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在、手水舎での手水方法が変わっています
参拝の方法
参拝の作法(方法)は、二拝二拍手一拝です。
- 神前に進み姿勢を正します
- 軽く会釈をして、賽銭箱にお賽銭を入れます
- 背筋を伸ばし、深いおじぎを2回します
- 胸の前で両手を合わせ、右指先を少し下にずらします
- 肩幅程度に両手を開き、拍手を2回打ちます
- 両手を合わせながら心を込めて祈ります
- 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀をします
屋台の出店予定
たこ焼き、焼きそば、からあげ、フライドポテト、わたあめ、りんごあめ、ベビーカステラ、などなど、例年、三が日にはたくさんの屋台が出店します。
外せないのが、池田商店のピンス焼き!ベビーカステラに似ていますが、ちょっと違うんです。中が絶妙に半熟になってクリームのよう。
淡路島のソウルフードとして親しまれており、いつも大行列ができています。屋台でしかいただけないレアものなので、並んででも是非食べてみてください。
伊弉諾神宮
伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は淡路島(淡路市多賀)にある、古事記・日本書紀にも登場する歴史ある神社。国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする“日本最古”の由緒ある神社です。
国生み・35柱の神々を生み出す大業を終えた伊弉諾尊が余生を過ごし、その御陵(お墓)が「伊弉諾神宮」の起源になったとされており、まさに淡路島を代表するパワースポットと言われています。
神社は全国にたくさんありますが、神宮の名の付く神社はわずかに25社しかありません。兵庫県内では「伊弉諾神宮」が唯一の神宮で、格式高い神社なのです。
国生み神話で夫婦となった2神を祀る「伊弉諾神宮」の境内には、樹齢900年の御神木「夫婦大楠」もあり、縁結び・夫婦円満などのご利益があると言われています。
日本最古の神社「伊弉諾神宮」は最強パワースポット(観光スポット)
日本最古の神社「伊弉諾神宮」は最強パワースポット(淡路島の観光スポット)
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アクセス情報
車でのアクセス
神戸淡路鳴門自動車道・津名一宮IC~(5分)
高速バスでのアクセス
「伊弉諾神宮前」下車すぐ
ジェノバラインでのアクセス
岩屋港から、あわ神あわ姫バス「伊弉諾神宮前」まで(1時間11分)
住所:兵庫県淡路市多賀740