淡路ワールドパークONOKORO
淡路ワールドパークONOKORO(オノコロ)は、淡路島(淡路市)にあるテーマパーク。
世界各国の有名な建物が25分の1サイズになった「ミニチュアワールド」やリアルな恐竜と出会える「恐竜ワールド」、童話の世界「童話の森」など、いろいろな世界に入り込んで楽しむことができます。
ファミリーで楽しめるアトラクションから、大観覧車、メリーゴーランド、ワールドクルーズ、ゴーカートなど遊園地の乗り物も充実。
スリル満点のジップラインや芝すべり、シューティング、海を見ながら浸かれる足湯、クラフト体験教室なども楽しめます。
今回はワールドパークONOKOROの見どころや楽しみ方をくわしくご紹介します。
大迫力の恐竜がお出迎え
パークに入ってすぐの恐竜ワールドでは大迫力の恐竜がお出迎え。
人気は3本角が立派なトリケラトプスと、今にも噛みついてきそうなティラノサウルス。
淡路島で発見された新種恐竜「ヤマトサウルス・イザナギイ」も新しく登場しました。
子どもたちにはあまり人気がなさそうですが。。。
7200万年前に淡路島に生息した草食恐竜なんだとか。
腰掛けた恐竜と一緒に撮影できるチェアや、キングコングのトリックアートなど、撮影スポットもいろいろ用意されています。いい思い出になりそう!
ミニチュアワールドで世界旅行
世界各国の有名な建物が25分の1の大きさで再現された「ミニチュアワールド」
ミニチュアワールド内には、世界遺産や有名な世界中の建物・建築物が点在しており、散策しながら世界旅行が楽しめます。見知っている建物も多く見て回るのは楽しいですよ。
- エトワール凱旋門(フランス・パリ)
- ピョートル噴水宮殿(ロシア・サンクトペテルブルグ)
- セゴビア城(スペイン・セゴビア)
- ノートルダム寺院(フランス・パリ)
- 万里の長城(中国)
- シヨン城(スイス・モントレー)
- クライストチャーチ大聖堂(ニュージーランド)
- バッキンガム宮殿(イギリス・ロンドン)
- マスジット・イ・シャー(イラン・イスファハーン)
- 南大門(大韓民国・ソウル)
- 聖バシリー寺院(ロシア・モスクワ)
- 天壇(中国・北京)
- ワット・アルン(暁の寺)(タイ・バンコク)
- ノイシュバンシュタイン城(ドイツ・バイエルン)
- タージ・マハル(インド・アグラ)
- コロッセオ(イタリア・ローマ)
- アクロポリス(アクロポリス)
- ピサの斜塔(イタリア・ピサ)
ミニチュアワールドで世界旅行をしてみない?淡路ワールドパークONOKORO
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せっかくなら日本の建物もあるとよかったですね。姫路城とか?
こちらはバッキンガム宮殿。守衛や行進する兵隊、観光客も細かく再現されています。
宮殿の屋上の旗が王室旗でなく英国旗なので女王様は外出中ですね。
ピサの斜塔とエトワール凱旋門は近づいて見学することができます。
絶好の写真撮影スポットなので、倒れてきそうな斜塔を支えてみたり、凱旋門をくぐってみたり、ポーズを決めて写真を撮ってみてくださいね。
ミニチュアワールドの奥には、遺跡の世界もあり、古代文明の遺跡が5体置かれていますのでこちらもお見逃しなく。
童話の世界を巡る「童話の森」
パークの中央付近にあるメルヘンチックなエリア「童話の森」
川の流れる森の中を散策しながら8つの童話の世界を巡ることができます。
それぞれの童話のワンシーンが再現されています。
こちらは「3匹のこぶた」。木の陰からおおかみが子豚を狙っていますね。
簡単なストーリーも書かれているので、小さなお子さんと一緒に見て回るときは、読んであげるとより楽しめそうです。
子どもと一緒に楽める「童話の森」ガイド!淡路ワールドパークONOKORO
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童話の森を取り囲むようにレールが敷かれていて、かわいい汽車(ファンタジートレイン)に乗りながら森の中を見ることもできます。
遊園地の乗り物も充実
子供向けが多いですが、遊園地の乗り物もいろいろとあります。
ほとんどの乗り物がフリーパスに対応しているので、いっぱい乗りたい方にはフリーパスがおすすめです。
クレイジープレーン
ジェットコースターのような絶叫系はありませんが、スイング系や回転系のアトラクションがいくつかあります。
「クレイジープレーン」は、大空の旅気分を手軽に味わえるアトラクション。見た目はかわいいですが、上からの落下はスリル満点!
料金:400円/1人(フリーパスOK)
メリーゴーランド
遊園地の定番「メリーゴーランド」。ここのメリーゴーランドは馬がかわいいですよ。
料金:400円/1人(フリーパスOK)
大観覧車ONOKORO
パークのシンボル的存在、高さ60mの「大観覧車ONOKORO」。
パーク内の海に近い場所に立ち、大阪湾を一望できます。1周約15分。
料金:500円/1人(フリーパスOK)
大観覧車ONOKOROは、2023年9月、輝く金色のゴンドラになってリニューアル!
ワールドクルーズ
丸いゴンドラに乗りながら、水の流れに任せて、7つのミニチュア世界を優雅にクルーズする「ワールドクルーズ」も人気アトラクションです。
料金:400円/1人(フリーパスOK)
ベイサイドカート
レーサー気分で楽しめるゴーカート「ベイサイドカート」
全長700mのコースを自由にドライブできます。コースも広々しているので気持ちよく運転できます。
料金:600円/1台(2人乗車可、フリーパスOK)
海を見ながら足湯を楽しむ
シーサイドプロムナードには、大人60人が入れる長い足湯があります。
歩き疲れたあとの休憩にもぴったり。海を見ながらのんびり足湯が楽しめます。
足湯は無料。タオルは1枚100円販売されていますが、買うのはもったいないのでミニタオルなどを持参するのがおすすめ。
プロムナードには望遠鏡もあり、天気がいい日には関空に離発着する飛行機も見えますよ。
体験型アトラクション
体験型のアトラクションもいろいろあります。
大人気の芝すべり
ソリに乗って芝生を滑り降りる「芝すべり」。
階段を上がっては滑り、また上がっては滑り。滑り始めると楽しくてやめられない!
子どもの付添いで来ていたお父さんのほうが夢中になって滑っていることも。
料金:400円/1人/15分(フリーパスOK)
ジップラインアドベンチャー
ジップラインアドベンチャーも体験することができます。
ワイヤーロープと滑車を使って、空中を一気に滑走するスリル満点のアトラクション。
装備装着、説明、練習があってからコースに出るので初心者の方でも安心です。
ヤシの木の間を抜けるコースや海を一望できるコースなど全4コースを回ります。
料金:2,500円/1人
所要時間:60分~120分(参加人数により変動)
シューティングレンジ
シューティングレンジでは本格的なエアガンの射撃も楽しめます。
ハンドガンやライフルなど、30種類あるエアガンから好きな銃を選んでシューティング!
大型と小型でレンジが異なり、大型の銃では16メートル先の的を狙います。
狙い通り命中したときの爽快さは最高!
料金:ハンドガン600円~、大型銃800円~
雨の日でも遊べる屋内アトラクション
複雑な立体迷路やマイナス20度の世界を体感できるアトラクションなど、雨の日でも楽しめる屋内型のアトラクションもいくつか用意されています。
雨の日に限らずいつも人気のアトラクション「3階建て立体迷路」。
子供だましと思っていたら大間違い。階段を上がったり下がったり、隠し扉を探したり、本格的な迷路になっていて一筋縄ではいきません。
平均10分でゴールできるようですが、迷子になってしまい、ゴールに到達できない人も。
料金:500円/1人(フリーパスOK)
いろいろな体験ができる「おのころ館」
エントランスからシーサイドプロムナードの方に少し歩いたところにある建物「おのころ館」では、体験教室や鉄道ジオラマ、あそびワールドなどがあります。
屋内アトラクションなので雨が降っていても楽しめます。
クラフト体験
手作り体験が楽しめる体験教室があり、団体でなければ当日受付ですぐ体験できます。
ガラスや陶器の絵付け、キャンドル作り、魚の泳ぐハーバリウム作り、かわいいマカロンストラップ作りなど、作れるものはいろいろ。作ったものは持って帰れるのでいいおみやげになりますよ。
料金:800円~(料金は体験内容により異なります)
所要時間:30分~40分
男の子に人気なのが「輪ゴムピストル作り」。木を使って本格的な輪ゴム鉄砲を作ります。
ピストル型からマシンガン型まであり、作った後はゴムを飛ばして遊べます。人に向けて撃っちゃダメですよ~
料金:800円~
所要時間:40分~
大型鉄道ジオラマ
体験教室の前の部屋には、横14.25m×縦4.5mの大型鉄道ジオラマが広がっています。
ドイツ製の本格的な鉄道ジオラマで、ヨーロッパの町並みや鉄橋を鉄道列車が走ります。
ドイツ・スイス・アメリカの列車があり、それぞれマスコントローラーを使って、実際に列車を操作することができます。鉄道好きにはたまりませんね。
料金:200円/3分
あそびワールド
子どもたちが喜びそうな”遊び”が集まった「あそびワールド」。
ボールプール、ブロックプール、水の流れるからくりプールなど、小さな子どもさんでも楽しめる遊びの世界です。
料金:500円/1人/30分(フリーパスOK)
淡路島を味わえるレストラン
パーク内ではグルメも楽しめます
シーサイドプロムナード横の海沿いには「海の見えるレストラン イル・マーレ」があり、地元淡路の新鮮食材を使ったグルメも楽しめます。
淡路牛を使った「淡路牛の牛丼」や「淡路牛ローストビーフ丼」「元祖オノコロバーガー」、淡路玉ねぎが丸ごと入った「淡路玉ねぎカレー」、海の幸「淡路産 釜あげしらす丼」など、美味しそうなメニューがいっぱいです。生しらすの時期には「生しらす丼」も人気です。
そのほか、「ダイナマイトキッチン」や「パームツリー」など、軽食やドリンク、ソフトクリームなどがいただけるフードコートもあります。
産直市場おのころ畑
ワールドパークONOKOROエントランスの向かいにある「産直市場おのころ畑」
淡路島の朝採れ新鮮野菜や果物がリーズナブルに買える穴場の産直です。
地元の方も利用している産直。ここに寄らずに帰ってしまうのはもったいない!
店内には、季節の野菜や果物がずらりと並べられています。
果物も一袋にたっぷり入って安い!
ONOKOROの外にあるので入園料も不要。駐車場もあり、ここだけに寄ることも可能です。
加工品もあるのでおみやげに買って帰るにもおすすめです。
よくある質問
所要時間の目安は?
遊び方や楽しみ方によっても所要時間は大きく変わりますが、メインどころの所要時間を概算で記載しています。旅行計画の参考にしてみてください。
- 恐竜ワールド:5~10分
- ミニチュアワールド:30~40分
- 童話の森:20~30分
- ジップラインアドベンチャー:60~120分
- クラフト体験:30~50分
- 大観覧車:15分(乗車時間のみ)
- 遊園地:10分~
恐竜ワールド、ミニチュアワールド、童話の森をゆっくり見学して、大観覧車ONOKOROと2つほどライド系アトラクションを楽しみ、レストランで食事をして、最後ちょっと足湯に浸かって、ざっくり2時間半くらいでしょうか。
ペットは一緒に入園可能?
2022年7月4日のお知らせで、ペットの入園が不可になっているようです。
当園では、ペット同伴での入園はご遠慮いただいております。
但し、盲導犬、聴導犬、介助犬はこの限りではございません。
ペットと一緒に入園は可能ですが、ペットカートやケージに入れて、顔や体を外に出さないようにする必要があります。
ペットカートのレンタルが可能といった記事も見かけますが、レンタルは行われていません。カートやケージは自分で用意したものを利用します。
ペットを外に出して、園内をリードで散歩したり抱っこでの入園はできません。
※盲導犬、聴導犬、介助犬はこの限りではありません
コインロッカーはある?
コインロッカーは、エントランス付近、ええもん本舗、おのころ館内の3ヶ所あります。
一番近いのは、エントランス(入園ゲート)を入ってすぐ右手にあるロッカーです。料金は300円でした。
再入場はできる?
再入場する場合は、エントランスのスタッフに声をかけたうえで退場します。
JTB電子チケット(スマートフォン専用サービス)の場合は原則再入場不可となりますのでご注意を。
お弁当の持ち込みはできる?
自宅で作ったお弁当の持ち込みはOKです。コンビニ弁当等市販のお弁当は持ち込み不可となっています。
ただし、無料で座れるチェアや無料休憩所がありますが、あまり数は多くない印象です。
料金情報&フリーパスは買ったほうがいい?
入園料は、大人(中学生以上)1,600円、こども(3歳~小学生)800円、2歳以下無料。
※15名以上の団体割引や障がい者割引あり
入園料だけで、恐竜ワールドやミニチュアワールド、童話の森、足湯などを楽しむことができます。
のりものフリーパスは、20種類のアトラクションが乗り放題で1人3,000円。大人もこどもも同料金です。
フリーパスを買うかどうか迷うところですが、子供向けのアトラクションが多いので、カップルや大人だけの場合は、あまり乗れる物が多くなくフリーパスの料金分は楽しめないかもしれません。
子どもさんの場合は、乗り物を楽しみたいならフリーパスにしておくのがおすすめ。
アトラクションは400円のものが多いので、大観覧車(500円/1人)を乗る前提で、あとは7つ以上乗ると元が取れる計算になります。
ベイサイドカート(600円/1台)や立体迷路(500円/1人)、アクアチューブ(600円/1人)など人気アトラクションは比較的高額。気に入ったアトラクションに繰り返し乗ることも可能で、料金を気にすることなく思う存分楽しむことができます。
もう一点迷いどころは、お父さんやお母さんもフリーパスを買うかどうか。
子どもさんと全部一緒に乗るのであればもちろんフリーパスを買ったほうがいいですが、子どもさんだけで乗れる乗り物も多いので、付き添わないのであればフリーパスは買わなくても良いかもしれません。
ただし、年齢によっては付添いが必要になります。5歳未満は付添いが必要なアトラクションも多いので、お子さんの年齢と乗りたいアトラクションを見ながらフリーパスにするか決めると良さそうですね。
クーポン・割引情報
ワールドパークONOKOROで利用できる割引クーポンがいくつかあります。
- JTB(入園券おとな200円割引、こども100円割引)
- アソビュー!(入園券おとな200円割引、こども100円割引)
- ベネフィット・ステーション(園内利用券おとな200円分、こども100円分)
- JAFナビ(園内利用券おとな200円分、こども100円分)
入会や手数料も必要なく使いやすいのはJTB。当日入園でも、コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)の端末を使って割引価格でチケットを購入することができます。そのまま入園できるので、現地でチケットを購入する手間もありません。
また、淡路島のゲームアプリ「はじまりの島」をインストールしていれば、クーポンページの掲示で、園内利用券(おとな200円分、こども100円分)がプレゼントされます。
ゲーム自体も面白いので興味のある方はインストールしてみてください。
営業情報・アクセス
営業情報
- 営業時間:9:30(平日は10:00)~17:30(10月~2月は17:00)※夏休みは~18:00
- 定休日:不定休
- 入園料:大人(中学生以上)1,600円、こども(3歳~小学生)800円
- のりものフリーパス:3,000円
- 住所:兵庫県淡路市塩田新島8-5
- 駐車場:無料(普通車1000台)
アクセス
車でのアクセス
・神戸淡路鳴門自動車道・津名一宮IC~国道28号線経由(15分)
高速バスでのアクセス
高速バス「ワールドパークおのころ」下車(2分)