スマアワ(須磨⇔淡路島)
須磨海岸(神戸市須磨区)と淡路島を結ぶ海上航路の実証実験「スマ・アワ Ship&Cycle」が2022年10月に始まります。
須磨海岸エリアの再整備を進める中、アワイチ(淡路島一周)の人気が高まる淡路島へのサイクリトの移動手段としての可能性を探るものです。
運航する船は、神戸港の人気観光遊覧船「boh boh KOBE号」。就航にあたり、船内に自転車を持ち込めるよう、固定するサイクルスタンドも整備されます。
実証実験の結果、十分なニーズがあれば、定期航路としての開設も検討されるようです。
かつて須磨港からも大磯港と結ぶ「淡路フェリーボート」が運航していましたが、明石海峡大橋の開通に伴い航路は廃止となりました。
現在、自転車で淡路島に渡る手段は、明石港(明石市)と岩屋港(淡路市)を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」だけです。
須磨からの航路が復活されれば、淡路島へのアクセスの選択肢が広がります。
運航日は、2022年10月8日(土)、9日(日)、15日(土)の3日間。
1日2便(1往復)。乗船時間は片道約60分。乗船には事前予約が必要です。
運航ダイヤ(時刻表)
運航日:2022年10月8日(土)10月9日(日)10月15日(土)
運航は1往復の2便のみです。
【往路(須磨→淡路島)】 9:00出港(須磨)→ 10:00入港(淡路)
【復路(淡路島→須磨)】 16:00出港(淡路)→ 17:00入港(須磨)
乗船時間:約60分
乗船人数:100名 ※定員に達し次第締め切り
自転車積載台数:約30台
乗船料
- 大人(中学生以上):1,000円
- 子供(小学生):500円
- 小学生未満:無料
- 自転車持込料:300円
※いずれも片道料金(税込)です
※自転車は輪行袋に入れて積載する場合も自転車持込料が必要です
予約方法
「スマ・アワ Ship&Cycle」の公式サイトに用意されているフォームから予約を行います。
自転車の持込の有無やレンタサイクルの利用有無についても登録します。
2022年8月24日(水)から、乗船日5日前まで予約が可能です。
乗船料無料となる小学生未満についても同行者として予約が必要です。
レンタサイクル
乗船予約時に、同時にレンタサイクルの申込を行うことができます。
レンタサイクルは、船の発着する淡路島側の港「あわじ交流の翼港」にて貸出・回収となるので、船を降りたらそのままサイクリングが楽しめます。
- クロスバイク:1日3,300円 1泊2日6,600円
- E-BIKE(電動アシスト):1日5,000円 1泊2日10,000円
- ロードバイク:1日4,500円 1泊2日9,000円
- キッズバイク:1日2,800円 1泊2日5,600円
レンタサイクルは、淡路島最大級のレンタサイクル施設「シクリズムアワジ」。
実績あるレンタサイクル施設なので安心してレンタルできます。
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【CYCLISM AWAJI シクリズムアワジ】TREKレンタサイクル(アクアイグニス淡路島)
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バイクは乗せられる?
船に載せられるのは自転車のみで、バイクは積載することはできません。
バイクの場合は、明石海峡大橋を渡る神戸淡路鳴門自動車道を経由して淡路島に渡ります。
ただし125cc以下の小型バイクは神戸淡路鳴門自動車道を通行できないため、明石港から出ている高速船「淡路ジェノバライン」に載せて渡ります。
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淡路島へのアクセス方法と料金|車・バイク・自転車・高速バス・高速船
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boh boh KOBE(ボーボーコウベ)号

boh boh KOBE(ボーボーコウベ)号(神戸市)
2020年夏に就航した、リゾート感あふれる観光クルーズ船です。
3階建ての構造になっており、1階にはオリジナルの「boh boh グッズ」が買えるショップやカフェ、2階にはYogibo(ヨギボー)に寝転がりながら大パノラマのビューが楽しめるスペース、3階には海風を感じられる開放的なオープンデッキが備わっています。
【船体スペック】定員600名、長さ38m、幅10.66m、深さ3.5m、総トン数427トン
【運航会社】早駒運輸(株)
乗り場
須磨乗り場
住所:兵庫県神戸市須磨区若宮1-1
あわじ交流の翼港
住所:兵庫県淡路市楠本 ユスノ木2267-10